shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP Comic code』第3巻(風上旬)

ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP Comic code』第3巻(風上旬

 

第2巻から続く「地球編」が一旦終了する。

 

ウルトラ怪獣を擬人化した女の子達が主役なので、彼女達を怪獣コンセプトの新しいアイドルグループとして売りだそうと言う展開が面白い。「擬人化」や「アイドルグループ」と言うのは昔からあったけれど、やはりここ数年で大きな流れになったところがあるので、それらを取り入れた本作はまさに「今」と言う時代を切り取っている作品と言える。

 

一方でウルトラシリーズらしい侵略宇宙人の破壊工作もイカルス星人によって行われている。おそらく偶然だと思うが、『ウルトラマンオーブ』で「時代遅れの侵略活動」とジャグラスジャグラーに言われたメフィラス星人が本作では「現代には現代の侵略の仕方がある」と言って時代に合わせて変化をし、逆に『ウルトラマンギンガ』『ギンガS』『ウルトラマンX』を経て侵略活動を見直したイカルス星人が本作では昔ながらの侵略活動に拘っているのが興味深い。

 

やはり気になるのは本作における地球がどういう歴史を辿っているかかな。昭和ウルトラシリーズのような出来事が過去にあったのは事実だが、怪獣事件で犠牲者も出ているのに怪獣ショーや怪獣墓場と言った娯楽が成り立っている。まぁ、オリジナルでも怪獣が街を破壊する一方で子供達が怪獣のオモチャを買っていたので、あまり深く考えなくても良いのかもしれないが、本作はあちこちにチラホラ見える描写を考えるに何かしら意味がありそうな気がする。

 

すっかりアイドル活動における最重要人物となったメトロン星人であるが、メトロン星人の凄いところは「オリジナルのメトロン星人もTV本編で同じ事をしそう」と言うところであろう。メトロン星人と言うキャラの自由度の高さを感じる。

 

劇中での行動がかなりの憎まれ役になりそうなイカルス星人だけど個人的には頑張って侵略活動をしている姿が結構好き。彼女の目的が達成される事は無いだろうが頑張ってほしい。POPさんのかわいらしい表情とはまるで別人な凶悪な顔も実は好き。

 

エレキングちゃんが天使な小悪魔過ぎるw

 

怪獣酒場でのWメフィラスのやりとりに笑ったw

 

個人的に今回の単行本での一押しは乙女なヤプール様。

「その後、お茶に誘ったりもするだろう」はそれまでの流れも含めて爆笑必至の名場面になっている。どう考えても超獣としての再教育が必要なのはアンタの方だよw

 

ゴドラ星人が第4のカプセル怪獣を手に入れたけれど、これって後に再登場すると言う事なのかな?

 

最後はウルトラ怪獣の大物であるバルタン星人が登場!

最近はオリジナルのTVや映画の他、『ギャラクシー☆デイズ』や『酩酊! 怪獣酒場』でもバルタン星人がメインになる話は少ない。それもあって「満を持して!」感がある。