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shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「ことわり ~理~」 『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』エピソード9

「ことわり ~理~」

ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』エピソード9

2017年2月20日配信

脚本 黒沢久子

監督 おかひでき

 

アグルが復活したぁぁぁーーー!!!

短い時間だったけれど「これぞアグル!」と言う感じになっていた。

 

オープニングの映像が変更。

出来れば地球編に入った前回からこのバージョンを流してほしかった。

 

我夢とガイ、藤宮とジャグラーを重ね合わせるのが上手かった。確かに『THE ORIGIN SAGA』の時のガイとジャグラーの関係は我夢と藤宮に似ている。

 

今まで一度も怪事件が起きていない地球で巨人と怪獣の戦いが繰り広げられる。この「怪獣がいなかった日常が怪獣のいる非日常に切り替わっていく」のは『シン・ゴジラ』を思わせるものがあるが、『ガイア』もそのパターンだったので、ここは『ガイア』に倣ったと考えられる。(宇宙舞台の惑星カノン編だと宇宙関係のダイナとコスモスが出ていたので、そういう感じでウルトラマン達と物語を繋いでいると思われる)

 

最初は光線一つくらいしか撃てなかったオーブだが戦いを繰り返すうちにどんどん技が増えていく。戦う事で成長していくガイの存在は戦いそのものを否定するサイキと対比されている感じがする。

 

前回からのアマテの行動が女王らしくないと思っていたが、アマテの言動はクイーンベゼルブの影響を受けてのものだったと言うのは上手い。クイーンと戦神の設定を考えたら納得の展開。これによって本作のキーキャラであるクイーンを上手く物語の中心に置く事が出来た。

 

今回のシンラはライゴウのようにアマテの主張を抑えていた。

対立の末に互いを認め合い、シンラもライゴウのような事を言うようになったと言う展開かもしれないが、惑星カノン編での二人の対立と和解がイマイチ上手く描けていなかったのが残念。

 

サイキの考え方は『コスモス』のカオスヘッダーや『ギンガ』のルギエルに近い。サイキとカオスヘッダーやルギエルの違いだが、基本的にカオスヘッダーやルギエルは「自分の考えの正しさ」を語る事で相手を論破しようとするのだが、サイキは「相手の考えが間違っていると指摘する」事で「お前の考えは間違っている=自分の考えの方が正しい」としている。なので、サイキの考えと言うのは実は穴ポコだらけの話なのだが、ここは和泉元彌さんの演技で押し切っているところがある。台詞を文字にして読むとメチャクチャな話なのに和泉さんが喋ると妙な説得力があって納得しちゃいそうなところがある。これはキャスティングの勝利だと思う。