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shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「いくさがみ ~戦神~」 『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』エピソード6

「いくさがみ ~戦神~」

ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』エピソード6

2017年1月30日配信

脚本 林壮太郞

監督 おかひでき

 

アマテは生命の木の伝説から自分が戦神になる事で恐ろしい展開が起きる事を予感してこれまで変身を拒んできた。が、サイキが遂に直接攻撃に出た事、味方であるシンラが近くにいない事、ライゴウに予言ではなくて現実を見て判断してほしいと言われた事、これらを合わせて戦神に変身する事を決断する。

とは言え、アマテが戦神に変身したのはベゼルブを倒す為ではなくて対話を持ちかける為。戦神の強さを見せれば相手も対話に応じるだろうと考えたと思われる。ここに来て戦いを拒んだのは過去に自分の母が戦神に変身して命を落とした事が理由。(あと、戦神とクイーンベゼルブがきょうだいと言うのも頭の中にあったと思う)

と言うわけでアマテの選択は理解出来る。

 

シンラはアマテの父親代わりだったのでアマテが危険を冒すのを勧めたくない。逆にライゴウは戦神を最終兵器として惑星カノンを守る防衛力と考えている。この二人の考えも理解出来る。

残念なのは、ライゴウはシンラを陥れて追放しようとしたのに、その話を飛ばしてすぐに共闘を始めたところ。非常事態だからとは言え、ほんのちょっとでも良いからその辺りのわだかまりとその解消を描いてほしかった。足手まといになるな云々より必要なやりとりだったはず。

 

ミコットは以前にもジャグラーの前で良い格好をしようとしている事があったので今回の動きも納得。実戦経験が殆ど無かったようなので、修行を積んだとは言っても実戦ではこうなってしまう事があると言うのもリアルと言える。

 

アマテと翔平はこれまでの話でも繋がりが示されていたが今回の話でここまで繋げるのなら、もう少し二人を接近させていても良かったと思う。

 

アマテの意思を尊重してコスモスに変身しないで見守る事にしたムサシ。そこは分かるのだが、さすがに民が危険になったら変身してほしかった。「ウルトラマン=敵を倒す」なら変身を躊躇うのも分かるのだが、「ウルトラマン=人々を守る」でもあるので、アマテがクイーンベゼルブとの対話に集中出来るように背後で人々を守るくらいはしても良かったと思う。特にコスモスは歴代ウルトラマンの中でも「変身する事が敵怪獣の死に繋がらないウルトラマン」だったので余計に気になった。

あとは、これはスーツの状況にもよるんだろうけれど、エクリプスモードでもクグツの除去が不可能かどうかは確かめてほしかった。エクリプスモードがカオスヘッダーにしか効力を発揮しないモードならとにかく、実際はカオスヘッダー以外にも効力を発揮してきたモードだったので。

 

サイキがクイーンベゼルブに指示を出して戦神を不意打ちしたのは自分的には納得出来る展開。彼は基本的に「自分以外の存在を信用出来ない」人間なのだ。だから話し合いには応じず力で押し切るし、クグツと言う毒で自分の言いなりにしようとする。パーテルの正体はまだ不明だが、あれも「他人が信用出来ないので人形に話しかけている」と解釈する事が出来る。ひょっとしたら腹話術のようなもので、サイキはずっと「自分とだけ話をしている」のかもしれない。