shoryu38の特撮・ヒーロー日記

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「あととむ ~跡求~」 『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』エピソード4

「あととむ ~跡求~」

ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』エピソード4

2017年1月16日配信

脚本 林壮太郞

監督 おかひでき

 

初代ウルトラマンスペシウム光線、セブンのアイスラッガー、ジャックのウルトラブレスレットと言うようにティガとダイナはタイプチェンジが特徴なので、やってくれると「あのダイナが帰ってきた!」と言う気持ちになれる。

 

かつては先輩ウルトラマンであるティガを追い求め、人生の先輩であるヒビキ隊長達に色々と教わったアスカが様々なエピソードを経て後輩ウルトラマンであるガイに色々と教えると言うのが感慨深い。

これは「歴戦の戦士と言う設定を持つキャラ」ではなくて「実際に20年に渡ってエピソードが描写され続けた歴戦の戦士ダイナ=アスカ」だからこそ説得力が生じるもの。ここは過去作のキャラを使い続けるメリットと言えるかもしれない。

 

ガイはウルトラマンダイナことアスカの事を知っていた。アスカは『ダイナ』最終回でワームホールに飲み込まれてから色々な宇宙に現れて戦い続けていたので今ではかなり名の知れた存在になったようだ。また、この話によって、ガイとジャグラーはオーブの力がウルトラマンの力であると知って力を求めに来た事も分かった。

それにしても、まさかダイナ=アスカがこんなに使い勝手の良いキャラになるとは『ダイナ』最終回の時には想像も出来なかった。

 

テレパシーで連絡を取り合うアスカとムサシ。ウルトラシリーズはM78星雲の宇宙警備隊を中心にした繋がりが既にあったが最近は平成ウルトラマン同士の繋がりも構築されてきた。戦いの場に集まって戦ったらすぐに別れるではなく、こう言ったやりとりが描かれると「共演」ならではの面白さがグッと増す。

 

ジャグラーを中心とした掛け合いも大分こなれてきた感じ。シンラが音痴だったとかサイキのキャラとか重苦しくて静かな展開にならないようにしている。日本の特撮は大人向きを意識するとどうしても重苦しくて静かな作風になる傾向があるので、そうならないように色々と工夫されているのが面白い。

さて、その「大人向きを意識した重苦しくて静かな雰囲気」なのが地球側のエピソード。ウルトラシリーズで言ったら『ネオ・ウルトラQ』に近い雰囲気と言える。これで全12話を展開していたら見る人を選ぶ事になったと思うが、本作ではガイを中心にしたウルトラマンらしい展開の一方で祥平を中心にしたネオ・ウルトラQっぽい展開を少しずつ差し込むと言う感じにして上手くバランスを取っている。