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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年公開)

スター・ウォーズ

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

2016年12月16日アメリカ公開

監督 ギャレス・エドワーズ

脚本 ゲイリー・ウィッタ クリス・ワイツ

 

スター・ウォーズのスピンオフ作品第1弾。

『エピソード4』の直前の話となっていて、『エピソード4』で語られている「デス・スターの設計図を手に入れる話」となっている。あの一言二言の話にもここまでのドラマがあったのだなぁ…。

 

展開は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『スーサイド・スクワッド』のような「はぐれ者達」のお話。

 

序盤は設定と人間関係の整理に追われていて、短い時間であちこちに場面が移るので取っつきにくい部分があるが、惑星ジェダに集まる頃になるとそれぞれのキャラクターが分かるようになり、以降はキャラに感情移入しやすくなる。メインキャラクターの過去と性格と目的が本編できっちりと描かれているので、序盤を乗り切れば後は見やすいと思う。序盤に関しても初見では色々と大変なところがあると思うが全て分かった状態で見直すとサクサクと話が進むのでこれはこれで良いようにも思える。

 

同じ女性主人公として見た場合、『フォースの覚醒』のレイに比べるとジンは取っつきにくい部分があるのだが、父と再会した時の「パパ」で個人的にグッときた。ここは演じるフェリシティ・ジョーンズの声が実に良かった。

ところでパンフレットや雑誌に載っているジンは可愛いのだが本編ではイマイチ可愛く見えなかった気がする。ここは撮り方かな…? まぁ、可愛さを重視したキャラではなかったと言うのもあるんだけど、なんかオバサンに見えちゃった。

 

キャシアンは彼自身にはあまり感情移入できなかったところがあるのだが、彼の反乱軍での生き方はローグ・ワンに志願した多くの人々の生き方を代表したものとなっていたので、彼の過去の話があるか無いかで本作の面白さは全然違っていたと思う。基本的に「正義」側である反乱軍のメンバーである彼を「手を汚してきた人物」としたのは英断であった。

 

スター・ウォーズシリーズにはR2-D2C-3POがいて、『フォースの覚醒』にはR2-D2タイプのBB-8がいたが本作にはC-3POタイプのK-2SOが出た。BB-8がR2-D2と違ってあまり役に立たないのに対し、K-2SOはC-3POと違って戦闘で役に立っていると言うのが面白い。

 

チアルートは面白いキャラをしていた。

フォースを扱える者をガンダムシリーズニュータイプで喩えると、ダース・ベイダーやルークはララアやアムロやで、チアルートはミライやシャリア・ブルみたいな感じかな。

チアルートはフォースを扱える事は出来ないが感じる事は出来る。それでも劇中で突出した能力を見せていたのだが、それがクライマックスに出たフォースを扱える者・ダース・ベイダーの凄さを引き立てる事になった。いや、あのラスト数分間はマジで鳥肌が立つ!

 

チアルートを守るベイズのキャラも良かった。二人に何があったのか具体的には描かれていないのだが色々あったんだなと感じる雰囲気であった。

 

ボーディーは途中退場するかと思いきや最後までいた。不運な人で終わると思ったので活躍があって良かった。

 

これまでのスター・ウォーズシリーズに比べると「戦争モノ」と言う側面が強くなっていて、ここは好き嫌いが分かれるかもしれない。

個人的にはスピンオフは本編と雰囲気が異なっていても良いと考えているので、本作の作風はアリだった。

 

後半に入るとちらほらと『エピソード4』に至る要素が出てきてシリーズファンはテンションが上がる作りになっている。特にラスト数分は『エピソード4』を知っていると盛り上がる事間違い無し! 本作を見た後に『エピソード4』を見るとこれまでとは違った感動が味わえると思う。

 

シリーズの一作としても面白いが、見ているとローグ・ワンのメンバーにすっかり感情移入する作りになっていてスピンオフとしては良く出来ていると思う。