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shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「逆襲の超大魔王獣」 『ウルトラマンオーブ』第24話

ウルトラマンオーブ

「逆襲の超大魔王獣」

ウルトラマンオーブ』第24話

2016年12月17日放送

脚本 小林雄次

監督 田口清隆

超魔王獣マガタノオロチ 熔鉄怪獣デマーガ 古代怪獣ゴメス 地底怪獣テレスドン 登場 

 

冒頭のオーブ登場シーン。一般人から見たらオーブの登場はこんな感じになっているんだろうな。

 

太平風土記クトゥルー神話の魔道書みたいなものなのかな。ウルトラシリーズクトゥルー神話の影響を受けた話もあったが、こういう魔道書はあまり出ていなかった。

 

シン・ゴジラ』っぽいと言われた避難シーンだけど、これは現在の怪獣作品の傾向と言った方が良いと思う。

ゴジラ』を始めとする初期の怪獣作品には群衆の避難シーンや軍や政府のトップのシーンがあったが、これは「怪獣」と言う巨大生物を成り立たせる為に必要なシーンであった。

これが70年代辺りになると、「怪獣」をある特定の人物のドラマとリンクさせる作りが多くなってきて、その特定の人物とは無関係である群衆や軍や政府のシーンは少なくなってきた。(予算やスケジュールの問題もあっての事だが)

80年代に入ると、かつて怪獣作品を見ていたファンの人達が制作側に入るようになり、「怪獣」と言う存在にリアリティを持たせる為に再び群衆の避難シーンや軍や政府のシーンが増えていった。ゴジラシリーズだと『ゴジラ1984)』や『VSビオランテ』やミレニアムシリーズ等で、ウルトラシリーズも『G』『パワード』を経て平成三部作はそうだった。他にも平成ガメラシリーズもこの流れ。

これが00年代に入ると再び特定の人物を中心に描く作品が増えてきた。ガメラシリーズだと『小さき勇者たち ~ガメラ~』がそうで、ウルトラシリーズも『コスモス』以降は主人公周りの描写が多くなり、それ以外の群衆や防衛軍関係者の描写は少なくなっていった。

それが今年2016年になると『シン・ゴジラ』が政府や自衛隊をメインにした作りをし、ウルトラシリーズでも田口監督作品等はTVや動画を使って群衆や一般人から見た視点を盛り込むようになった。

これは『シン・ゴジラ』の樋口監督が平成ガメラシリーズに関わり、田口監督がそれに大きな影響を受けたと言うのもあるだろうが、それともう一つ、2011年に起きた東日本大震災も大きく関わっていると思う。東日本大震災は21世紀の日本における「災害」を多くの日本人に刻みつけた。かつての怪獣作品が第2次世界大戦の影響を強く受けていたと言われているのに対し、これからの怪獣作品は東日本大震災の影響を受けてシーンが作られていく事になる。その事を確信させたのが『シン・ゴジラ』や本作なのだと思う。

 

避難シーンだけど、台詞のある場面がわざとらしいのが気になった。

人間の醜さを見せたかったのだろうけれど、特に今回の他のシーンと繋がっているわけでもないのでなんか浮いていた。

 

初登場時に圧倒的な強さを見せたサンダーブレスターが段々と苦戦するようになる事で敵が強くなって言っているのを見せるのが良かった。ウルトラシリーズでこういう強さの序列がちゃんと描かれている作品は意外と少ないので。

 

オーブの敗北があっさりしていたが、これも「マガタノオロチにとってオーブ撃退も大した事ではない」と言う感じがして良かった。

 

今回のラストシーンは思わず『ファイナルファンタジーⅦ』のエアリスを思い出してしまった。自分はやっていないんだけど、確か弟妹がやっていたのを見たと思う。

 

今後、特撮・ヒーロー作品の呟きはこちらで行います。

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