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shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「闇の刃」 『ウルトラマンオーブ』第23話

「闇の刃」

ウルトラマンオーブ』第23話

2016年12月10日放送

脚本 幸修司

監督 市野龍一

 

ガイ(と言うか風来坊ヒーロー)は基本的に何かしら事件が起きてから行動を開始するリアクションの人間なので、自らアクションを起こして物語を進めるのは敵であるジャグラーの方であった。今回はそんな『オーブ』の物語を引っ張ってきたジャグラーのお話。

 

なのだが全体的にイマイチ。

何と言うか、雑なところが多かった。

たとえば渋川さんがジャグラーを撃った事でジャグラーが反撃してシンが負傷してしまうのだが、隊員である渋川さんが隣に一般人がいるのに自分から怪人に攻撃をしてナオミ達を危機にさらしたと言うのが問題。この後、シンが負傷して動けなくなったナオミ達を庇ってオーブが一度敗北してしまうので余計に渋川さんのミスが気になる。その失敗の挽回と言う事で最後にジャグラーを捕まえるカッコイイシーンが用意されたのかもしれないが、よく考えると、渋川さんはシンの意識が回復していないのに何も言わずにナオミ達を現場に放置してジャグラー確保に向かっている。ジャグラー確保は大事なのだがナオミ達に一言も告げずに怪我人を放っていってしまうと言うのは問題。

 

一度は敗れたオーブだが何かを守ろうとする力で復活する。

これは『オーブ』においてかなり大事な要素なのだと思うがこのシーンが丸々カットされている。ジャグラーの視点だとオーブが再び立ち上がる場面を見る事は無いのは分かるのだが、作品として見た場合、「一度倒れても何かを守る為に再び立ち上がるオーブ=ガイ」の姿は絶対に必要だったはず。それをカットして、「ジャグラーが気がついて後ろを振り返ったら既に立っていた」とした意図がよく分からない。

 

と言う感じで全体的にイマイチに感じた。

でも良い場面もあって、真っ昼間の街中に剣を引きずりながら現れるジャグラーの「ヤバい」感は凄かった。その他にも巨大化した敵キャラと人間の会話も今までありそうで意外と見ないシチュエーションだったと思う。そしてやっぱり最後の渋川さんとジャグラーの場面。あそこの二人のやりとりが凄く良い。台詞やナレーションに頼らずにこういうのを見せる事が出来ると言うのは『オーブ』の面白さの一つだと思う。