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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「地獄からの誘い」 『帰ってきたウルトラマン』制作第50話

帰ってきたウルトラマン

「地獄からの誘い ー原始地底人キング・ボックル登場ー」

帰ってきたウルトラマン』制作第50話

1972年3月24日放送(放映第50話)

脚本 斎藤正夫

監督 松林宗恵

特殊技術 真野田陽一

 

原始地底人 キング・ボックル

身長 250cm~50m

体重 130kg~3万t

地底30kmに棲む。自分達の存在を知る者を次々に襲った。額から火花を撃ち、物体を地底に埋没させたり、土煙(かまいたち)を起こしたりする事が出来る。目が見えないので触角から超音波を発して周りを識別している。この超音波を使って人間を操ったり発狂状態にする事が出来る。ウルトラブレスレットで炎上したが第2の攻撃は今夜にも…?

脚本では「キング・コロボックル」とされていた。劇中では「地底人類」と呼ばれていた。

 

物語

上野隊員の恩師で地底科学の権威・小泉博士が自殺。さらに娘のチドリの周りでも不思議な事件が続発していた。上野隊員はチドリを守ろうとするが上野隊員にも魔の手が…。

 

感想

上野隊員唯一の主演話。子供の時に遭難したところを小泉博士に助けられた上野隊員。その時に両親を亡くし、小泉博士に育てられる事になったらしい。それを考えると、育ての親を殺してしまったと思った上野隊員の心情は辛い。

 

上野隊員の過去はグドンツインテール編で語られている。

肉親がいない為、MATを家族のように思っていたが、育ての親である小泉博士を殺してしまい、それが原因でMATも解散の危機にさらしてしまった上野隊員。ひょっとしたら、MAT隊員の中で一番の受難ではないだろうか? 実際は小泉博士を殺したのはキング・ボックルで、MATも解散されずに済んで本当に良かった。

本作を上野隊員のドラマとして見るなら、グドンツインテール編を先に見ておく事を勧める。

 

本作はサスペンス、特にスパイドラマの展開。次々に襲い掛かる危機はかなり面白いのだが重要な部分である小泉博士の研究ノートの扱いや上野隊員の無実を証明する証拠が単純である事が残念。前半は良かったのだが…。

 

スパイドラマ風の展開に地底人を絡めてミステリアスホラーな雰囲気も出ている。キング・ボックルのデザイン(特に顔)も本作の雰囲気を高めるのに役立っている。

 

佐竹参謀久々登場。又もMAT解散をちらつかせる。

どうやら日本政府内にはMAT廃止論もあるらしいが、やはり自衛隊との縄張り争いの関係か?

色々言われる佐竹参謀だが、自分が間違っていたら素直に認めるところを見ると単なる悪役ではないと思う。

 

今回のワンダバは勝った瞬間に流れるが、この使い方も結構良い!

 

岸田隊員の「郷は今度こそ名誉の戦死を…」に対し、郷が生きている事を確信している伊吹隊長。やはりウルトラマンである事に気付いている?

 

前作と本作は社長シリーズで有名な東宝松林宗恵監督が担当している。