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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「戦慄! マンション怪獣誕生」 『帰ってきたウルトラマン』制作第24話

帰ってきたウルトラマン

「戦慄! マンション怪獣誕生 ーマンション怪獣キングストロン登場ー」

帰ってきたウルトラマン』制作第24話

1971年9月17日放送(放映第24話)

脚本 上原正三

監督 冨田義治 

特殊技術 大木淳

 

マンション怪獣 キングストロン

身長 60m

体重 1万5千t

クプクプの破片が明夫の考えを受けて変化したもの。明夫の説明によると宇宙怪獣と地底怪獣の合成怪獣で、背中はレーザー光線をも弾き返す鎧よりも硬い甲羅、口には牙、鼻に鋭い角、背中にも角が2本、戦う時に尻尾から熱光線と言う設定。ただし、背中の角は普段は後ろ向きで怒ると前を向く設定が後ろ向きにすると動けなくなる設定に変更された。ウルトラマンに倒されて骨となる。

キングストロンは学名らしい。名前の由来はキング(王)とストロング(強い)からだろう。

 

宇宙小怪獣 クプクプ

身長 2m

体重 350kg

信州の山中に落下した隕石の中にいた。MATによって爆破、焼却されたが…。

劇中、未呼称。

 

物語

宇宙怪獣の処理を行うMATだったが宇宙怪獣の破片が明夫少年の手に渡ってしまい、破片から怪獣キングストロンが作り出されてしまった。

 

感想

少年が怪獣を作り出す展開は『ウルトラマン』の「恐怖の宇宙線」と同じ。ガヴァドンはただ寝てばかりいたが、キングストロンは子供の願い通り暴れてくれた。ただし、一番の被害を受けたのはその子供だったが…。

 

「恐怖の宇宙線」もそうだったが、明夫が作った怪獣のせいで破壊されたマンション。明夫の両親はとてつもない額の賠償金を請求されたに違いない。

 

キングストロンは明夫にとって抑圧の象徴であるマンションを破壊する。「怪獣少年の復讐」と同じく怪獣を子供の破壊願望の象徴としている。

実はストーリー展開は「怪獣少年の復讐」と同じなのだが、一番好きな怪獣も嫌いな怪獣もエレドータスと言う深く難解な「怪獣少年の復讐」に比べて本作はシンプルで分かり易くなっている。

 

何故かあだ名がガラモンの明夫。

バラゴンのオモチャで遊ぶが、当時のバラゴンはそんなに人気があったのだろうか?

 

今回は主題歌を劇中で聴ける珍しい話。

 

次郎君に頼まれたとは言え、宇宙怪獣処理の現場に子供を入れて良いのだろうか? 結局、この時に明夫は宇宙怪獣の破片を手に入れてしまうし。

 

今回のMATはやたらと「宇宙怪獣は凄い!」と言っている。こういう部分はやはりメインライターの仕事。

 

途中、ウルトラマンとキングストロンは川で戦う。川での戦闘はかなり珍しい。

 

デジモンテイマーズ』も少年が考えた怪獣(デジモン)が実体化する内容だった。結局はキングストロンを恐れた明夫と違って『デジモンテイマーズ』では本当に友達になってしまう。そこは昭和と平成の怪獣観の違いであろう。

 

「もし君が宇宙怪獣の欠片を持っていたら、危険ですからすぐMATに届け出てください」。

エンディングナレーションは『帰ってきたウルトラマン』と言うより『ウルトラQ』であった。