読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「暗黒怪獣 星を吐け!」 『帰ってきたウルトラマン』制作第23話

帰ってきたウルトラマン

「暗黒怪獣 星を吐け! ーカニ座怪獣ザニカ 暗黒怪獣バキューモン登場ー」

帰ってきたウルトラマン』制作第23話

1971年9月10日放送(放映第23話)

脚本 石堂淑朗

監督 山際永三

特殊技術 佐川和夫

 

カニ座怪獣 ザニカ

身長 51m

体重 1万8千t

伊吹隊長曰く「カニそっくりだからカニ座から来た」。口から泡を吐く。爆弾やレーザー光線も効かない。南條純子が「カニ座の精」と言ったように、カニ座がバキューモンに飲み込まれる度に悶え苦しんだ。バキューモンが倒された後、元に戻ったカニ座に帰るが、ウルトラマンに切断された両手はどうなったんだろう?

名前の由来は「カニ座」を下から読んで。劇中、未呼称。

 

暗黒怪獣 バキューモン

身長 無限

体重 無限

様々な星を吸収して巨大になっていく。北斗七星やカニ座を飲み込み地球をも飲み込もうとした。ウルトラマンが内部に入ってウルトラランスで切り裂くと星を吐き出して爆発した。

名前の由来は「バキューム・モンスター」から。

 

物語

日食の日。郷と丘隊員の前に謎の女性が現れて北斗七星が消えた事を告げる。地球に暗黒怪獣バキューモンの恐怖が迫る!

 

感想

科学考証がおかしいとよく言われる話だが、今回はSFと言うより御伽話、又は神話の類と思って見た方が良い。星を飲み込むバキューモンは世界を飲み込み終わりをもたらす闇、カニ座の精ザニカは星の使いと言ったところだろう。

 

「だって私まだ若いんだもん」、「私のようなか弱き乙女」と珍しくはしゃぐ丘隊員。今回は準主役の活躍で私服姿も披露している。

アキちゃんに比べて影が薄い丘隊員だが、石堂さんは「夜を蹴ちらせ」や「狙われた女」でも丘隊員を話の中心に据えている。

 

星占いが出来るせいか、ザニカと意思がシンクロしてしまった南條純子。はっきり言って怖すぎだが、この鬼気迫る感じが石堂作品らしい。

女性が宇宙生命体の伝言役になる展開は『ウルトラセブン』の「蒸発都市」と同じ。「蒸発都市」では違和感があったが、今回は作品世界にマッチしていた。

しかし、せっかく星占いの女性を出したのなら、星占いが趣味の上野隊員を使うのも手だったと思う。結局、上野隊員の星占いは第1話のみの設定となってしまった。

 

ザニカの両手を切り落とした後に真に倒す敵はバキューモンである事に気付くウルトラマン。もう少し早く気付いて!

 

ところでどんな宇宙怪獣も倒せる原子破壊光線はその後完成したのだろうか?