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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「この怪獣は俺が殺る」 『帰ってきたウルトラマン』制作第22話

帰ってきたウルトラマン

「この怪獣は俺が殺る ープラスチック怪獣ゴキネズラ登場ー」

帰ってきたウルトラマン』制作第22話

1971年9月3日放送(放映第22話)

脚本 市川森一

監督 山際永三

特殊技術 佐川和夫

 

プラスチック怪獣 ゴキネズラ

身長 42m

体重 3万8千t

プラスチックを養分としている怪獣。夢の島の他、ニューヨークのゴミ処理場にも出現した。プラスチックを溶かすウイルスを持っていて、口からは霧状のプラスチックを吐く。口や手でミサイルを受け止める脅威の反射神経を見せる。伊吹新隊長とウルトラマンの共同戦線で倒された。でも、そのまま放っていた方がゴミを処理してくれるので良かった気がする。

名前の由来は「ゴキブリとネズミ」からだろうか? 劇中、未呼称。

 

ポリバケドン

郷曰く、イタズラ好きでどうしようもない怪獣。2匹いた。

 

物語

加藤隊長がMAT宇宙ステーションに転任した代わりに伊吹新隊長が赴任する事になったが、夢の島に怪獣ゴキネズラが現れる。

 

感想

ウルトラシリーズ初の交代劇。

加藤隊長が転任したMAT宇宙ステーションは「ウルトラセブン参上!」で梶キャプテンが勤めていた場所。親友との約束を守ったと言える。

今回の交代劇は加藤隊長役である塚本信夫氏のスケジュールの関係で起きたのだが、ウルトラシリーズで納得のいく交代(降板)劇はかなり少ない。

 

『帰ってきた帰ってきたウルトラマン』(辰巳出版)によると、今回の交代劇は上層部からMATヘのテコ入れと見れるらしい。

納得いく部分もあるのだが、ちょっと哀しいので他の可能性も考えてみた。

伊吹新隊長は加藤隊長の上官だったと言う設定。それなら『ウルトラセブン』のマナベ参謀のように梶キャプテンの上官でもあったと考えられる。対ベムスター戦の後、加藤隊長は梶キャプテンの後を継ごうと考えていたが、自分の代わりにMATの隊長をする人物がいなかった。南隊員や岸田隊員はまだ若いし、他の部署の人物は割に合わないとしてやりたがらなかった。そこで伊吹新隊長が一肌脱いだと言うのはどうだろうか?

 

加藤隊長はチームワークを大事にし、部下の意見を調整するタイプだったが、伊吹新隊長は強力なリーダーシップで部下をグイグイと引っ張るタイプ。

話もMAT内部の対立が無くなり、外部からの敵にMATが一致団結する展開になる。(初期では岸田隊員辺りが郷の独断専行のミスを責めるが今回は無い)

 

郷が独断専行でミスを犯してしまう展開は過去にもあったが、今回の郷は最後までウルトラマンの力を当てにせず自分の力で解決しようとしている。シリーズを通して見ると郷の成長が見てとれる。

 

郷の右腕の怪我がそのままウルトラマンにも現れる。

しかし、右腕が痛くてウルトラブレスレットが使えないのに側転やらバック転やらを軽々と決めるのはおかしかった。

 

意味深なピエロが妙に印象に残った話。

 

ラスト、郷の命令違反を不問にする伊吹新隊長が良い。