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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「I'm a 仮面ライダー!」 『仮面ライダーエグゼイド』第1話

仮面ライダーエグゼイド

「I'm a 仮面ライダー!」

仮面ライダーエグゼイド』第1話

2016年10月2日放送

脚本 高橋悠也

監督 中澤祥次郎

ソルティバグスター 登場

 

パイロット監督に求められる技量に一つに「世界観の構築」があり、平成仮面ライダーシリーズでそれがバツグンに上手かったのは田崎監督であった。

今回の『エグゼイド』のパイロットを務めた中澤監督も第1話で世界観の構築が出来ていた。「医者」と「ゲーム」と言う組み合わせの悪そうなモチーフであったが、病院のシーンでも扉にキャラの絵が描かれていると言ったように全体的にポップな感じに仕上げていて、それがゲームのシーンと上手く繋がっていた。終盤のエグゼイドとバグスターの戦いも「ゲームの表現を仮面ライダーと言う実写に落とし込むとこうなる」と言う感じに仕上がっていて、「医者」で「ゲーム」で「仮面ライダー」である『仮面ライダーエグゼイド』の世界観を映像においてしっかりと作っていた。

一方でCGを多用する事で『エグゼイド』の世界観を構築していたので、予算が厳しくなる中盤以降はどのようにして『エグゼイド』の世界観を保つのかが気になるところ。

 

なんとなくだが、『仮面ライダー』の第1話では「手術」を「恐ろしい」「絶望」と言った感じに使っていたが、それを逆にして「医療」を「素晴らしい」「希望」としたのが『エグゼイド』なのかなと感じた。

 

複雑な仮面ライダーの初変身に関する説明を「ゲーマーなので実際にゲームをやりながら学んでいく」としたのが上手かった。平成仮面ライダーはどんどんポップでコミカルな感じになってリアルさが徐々に失われていっていたのだが、今回はいっそ振り切って完全に「ゲーム」にしたのが良い方向に表れた。

 

ゲーム関係は良いのだが医者関係の展開はイマイチで「病気の患者を人混みに連れて行って、もし感染症だったらどうするんだ?」と思ったりした。まぁ、これに関しては「永夢は研修医だった」とか「担当だったので感染症ではないと思っていた」で説明は通るが、やはり医者の話にしては展開に無理がある。他にも電脳救命センターに永夢が入り込んでいるのにそのまま放置して患者を連れ出されるとか、今後はその辺りをちゃんとしてほしい。

「医者」は多くの人の身近で命を預かっている存在なので、その辺りの描写がずさんなのはやめてほしい。ここは「ゴースト」と言うファンタジーな設定を使った『仮面ライダーゴースト』より実は描くのが難しいところだと思う。

 

仮面ライダー情報番組 ポッピーピポパポの部屋』は『エグゼイド』の設定を理解するのに役立つ番組。本編終了後の15秒くらいの紹介コーナーはこれまでにもあったが、8分もあれば色々と細かく紹介出来るので、色々と複雑になった今の仮面ライダーにはこの方が合っていると思う。

本編ではギャグシーンがなんだか無理を感じる仕上がりになっていたが、これは役者がまだ不慣れなのが原因かな? 『ポッピーピポパポの部屋』での松田るかさんには違和感を感じなかったので。

 

仮面ライダーエグゼイド【裏技】ヴァーチャルオペレーションズ』第1話「エグゼイド編」ではゲームによるオペレーションと言う設定でエグゼイドの基本設定を紹介。こういうのを最初にしてくれると色々と覚える事が出来て助かる。

 

単なる設定紹介に終わらず、ゲームをすると人が変わる永夢やポッピーピポパポの二面性、エグゼイドシステム開発の裏側等も描かれていて、今後の本編を理解する手助けになっている。

 

こうして見ると『エグゼイド』の「ゲーム」要素は上手く生かされているようだ。

まだ「医者」要素が弱いがこちらは本編でのドラマで今後描かれていく事になると思う。