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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「二大怪獣東京を襲撃」 『帰ってきたウルトラマン』制作第5話

帰ってきたウルトラマン

「二大怪獣東京を襲撃 ー地底怪獣グドン 古代怪獣ツインテール登場ー」

帰ってきたウルトラマン』制作第5話

1971年4月30日放送(放映第5話)

脚本 上原正三

監督 冨田義治

特殊技術 高野宏一

 

地底怪獣 グドン

身長 50m

体重 2万5千t

ツインテールの天敵で食べる為に出現した。両手のムチが武器。文献にもその存在が載っている。

名前の由来は「愚鈍」からか?(動きは遅くないけど)

 

古代怪獣 ツインテール

身長 45m

体重 1万5千t

巨大化した卵から孵った。2本の尻尾が武器。こちらも文献にその存在が載っている。

名前の由来はツインテール(2本の尻尾)から。髪型のツインテールの語源になっているらしい。マジか!?

上下逆さまなデザインが見事。

 

物語

怪獣の卵と思われる物体を巡って意見が対立する郷と岸田隊員。やがて怪獣が出現するが、郷は…。

 

感想

色々な意味で岸田隊員大活躍な話。今までこのような隊員はいなかったので見ていて面白い。

 

アンモナイトの化石が付いていたぐらいで怪獣の卵かもしれないとMATに電話する次郎君。それでも岸田隊員は一応調べたし、念の為にマットシュートで焼いているので、それ程落ち度があったとは思えない。

 

結局、採石場の女の子はいたのだろうか? 『怪獣使いと少年』で切通理作さんは「郷が最後まで我を通せるかどうかが重要で女の子がいたかどうかはどうでもいい」と書いていたが、やはり気になる。

 

髪を切った丘隊員。

撮影の邪魔になってしまったのかな? 個人的には髪が長い方が好きだった。

 

「なーに、いざとなったらウルトラマンが来てくれるさ」と地球防衛庁長官とは思えない言葉を吐く岸田長官。ウルトラマンは無条件で人間を助けてくれる守護神だと思っている。(まぁ、間違ってはいないが…)

一方の加藤隊長は「MATの不始末はMATで付ける」とウルトラマンを当てにせず、あくまで自分達の手で人々を守っていこうとしている。

 

MATを辞めると言う郷に対して上野隊員が投げかけた「お前、MATに入って何をした?」と言う言葉は自分が仕事を辞めようとした時にこの言葉を思い出して踏み止まった事がある。

 

今まで郷と対立する事が多かった上野隊員だが今回はかなり郷に肩入れしている。

上野隊員は帰る場所が無く、MATしか居場所が無いらしい。その為に自分の仲間(MAT)を大切にしようとするのだと思う。今までは新入隊員でありながら他の隊員より能力が高い郷を自分達にとって敵だと思っていたのかもしれない。しかし、一度仲間として受け入れるととことん助けてくれる。上野隊員はそういう人なのだろう。

 

本作は東映の冨田義治監督初登板作。冨田監督も『帰ってきたウルトラマン』のみの参加。

今回、東京が2大怪獣によって滅茶苦茶にされるが、上原さんは東京を破壊させる事が多く、「大東京破壊シリーズ」と言われているらしい。

 

ラスト、段々と夕焼けになってくる場面が格好良い。

果たして郷は、MATは人々を守る事が出来るのか?