shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「都会の半魚人」 『ウルトラマンオーブ』第8話

「都会の半魚人」

ウルトラマンオーブ』第8話

2016年8月27日放送

脚本 小林弘利

監督 市野龍一

深海怪獣グビラ 海底原人ラゴン 登場

 

『ウルトラゾーン』で復活して以降、『ウルトラマンギンガ』に本作にとラゴン登場の機会が増えた。怪獣でありながら人間と同じ大きさで人々と絡める事が出来るので実は話が作りやすい怪獣なのかもしれない。

 

最初の魔王獣や次の惑星侵略連合は絶対悪となっていて『セブン』以降の侵略者を思わせる話となっていたが、今回は「地球のバランスが崩れた事で怪獣が出現した」「怪獣も人間のいる場所に出たいわけではない」と『Q』『初代マン』を思わせる話となった。これに前回の話にあった『80』を思わせるマイナスエネルギー編を加えると、『オーブ』はこれまでのウルトラシリーズが出してきた色々な要素を内包した作品を目指していると予想される。ここは『ギンガ』『ギンガS』『X』に比べて怪獣に関してきっちりとした設定を出していないから出来ると言える。『T』が『A』に比べて怪獣に関する設定をゆるめにした事で結果的に色々なパターンの怪獣を出す事が出来たのに近いかな。

 

グビラが誕生した経緯は語られなかったが劇中の話を聞くに人間によって自然界のバランスが崩れた事で誕生した突然変異と言ったところかな。そのグビラによって海中の魚が食い荒らされ、結果的に人間の食生活と経済活動が被害を受けると言うしっぺ返しが怪獣作品らしい。

ラゴンはオリジナルの設定も含めて考えると、地球に住んでいた人間以外の生物と言ったところかな。ひょっとしたらグビラの脅威から逃れる為に地上に出てきたのかもしれない。人間によって生み出されたアンバランス・ゾーンは人間以外の生物にも被害を及ぼしている。

 

今回は脚本と完成作品とでは結末が違うらしい。

市野監督は「自分は『コスモス』を担当した事があるから」と言っているので、おそらくは脚本ではグビラを倒す予定だったが完成作品では海に帰すとなったのかなと思う。

 

今回はビートル隊に通報が入ってからSSPが現場に来ると言う形になっている。

渋川さんがナオミや一般市民に対してどのような気持ちで接しているのか、ビートル隊と言う自分の職務をどのように考えているのかが分かる。

それにしても渋川さん目線で見るとSSPって迷惑な存在なんだな…。

 

初めてちゃんと全てが撮れたジェッタだったがラゴン親子の平穏の為にネットに上げる事はやめる。特別チームでこれを行うと色々と責任問題が出てしまうがSSPと言う個人活動だと組織における責任云々を考えず自分達の良心のみで判断する事が出来る。さりげないがこういう話は民間チームならではだなと思った。

 

ゲストの魚屋さんが男一人で、ラゴンが母と子となっているのは裏テーマでそういうのがあるのかなと思ったりする。

 

今回の隠れサブタイトルは『ウルトラマン』の「沿岸警備命令」。ラジオのニュースのところでアナウンサーが言っています。

 

前回のホーやマイナスエネルギーの話が『ゴーストバスターズ』のゴーストを思わせるものだったが、今回の「夕飯はピザ」は『ミュータント・タートルズ』を思い出した。映画公開に合わせたのか、それともただの偶然なのか…?

 

最後に一つだけ。ガイさん、子供のラゴンが食べられる前に変身して!