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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「信じるのは誰」 『動物戦隊ジュウオウジャー』第19話

動物戦隊ジュウオウジャー

「信じるのは誰」

動物戦隊ジュウオウジャー』第19話

2016年6月26日放送

脚本 香村純子

監督 中澤祥次郎

ボウリンゲン 登場

 

ザワールドを救えるかもしれないと訴える大和とそれに反対するタスク達の話。大和がこれまで戦ってきたデスガリアンは「人間とは姿形が違う異形の存在」であったのだが、ザワールドは人間の姿を現した。ナリアの説明でザワールドは元は人間と説明されていたのもあって、大和はザワールドを助けなくてはと思ったのだろう。

逆にタスク達はザワールドの人間の姿を見ておらず、エクストラプレイヤーとして自分達に立ちはだかる強敵と言うイメージしか無かったので、救うと言う選択肢が出てこなかったのだろう。

 

基本的にヒーロー作品はバトル作品なので主人公達が戦わないと言う選択肢をする際にはある程度の理由付けが求められる。それを今回は「大和がザワールドの素顔を見たから」の他に「昔からそういう奴だった」と真理夫おじさんに説明させている。この説明を台詞一つで終わらせる事が出来るのが真理夫おじさんの存在のうまさだと思う。

 

「信じるのは誰」と言うタイトルで「お前の事は何でも知っている」として「私を信じろ」と言うジニスより「お前の事は何も知らない」が「お前を信じている」とした大和の方が信じられる存在に思えると言うのは興味深い。ジニス様の今回の接し方は信じられそうな台詞を喋っていながら実は詐欺師のそれに近かった。

 

エクストラプレイヤーに関して、クバルは一応それを使う事を含めるようになるが、アザルドは頑なに介入を嫌がると言うのが二人の性格の差を表していて面白い。アザルドはオーナーとは言えゲームに過剰に介入されるのを嫌い、クバルはジニスの望みを知ってそれに応じる事が出来る。ただし、これはアザルドはジニスとの付き合いが長いので色々言い合える仲になっているのに対し、クバルはそこから少し外れているところがあるのでこういうところでジニスに対してポイントを稼ごうとしていると言うふうにも見える。

ザワールドは今回限りでデスガリアンから離れてしまったが、もう少し残ってアザルドとクバルの違いをもっと浮き彫りにしてほしかったところ。

 

ザワールドをゲームに介入させなければいけないので今回ゲストの怪人は弱い感じになってしまった。この辺りのパワーバランスは難しいところ。

 

脚本の香村さんは人物の動かし方は良いのだがアイテムの扱いはイマイチ。

今回のキューブクマの覚醒はCMから続けて見ると「おおっ!!」となるが、それを外すと唐突な展開になっている。せめて、真理夫おじさんが大和の性格について話をしているのを聞いて何かを感じると言ったように覚醒のきっかけがほしかった。