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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「LOST IN THE FOG」 『仮面ライダーアマゾンズ』Episode12

仮面ライダーアマゾンズ

「LOST IN THE FOG」

仮面ライダーアマゾンズ』Episode12

2016年6月17日配信

脚本 小林靖子

監督 石田秀範

ハチアマゾン 登場

 

前々から気になっていた「レストランで食事していたミカさんも人を食っている事に変わりないよね?」に対する答えが出た話。

大人しいのに人間に駆除されるアマゾンを悠は放っておけない。でも、そのアマゾンも人を食っている事には変わりはない。で、レストランの時に助けたミカさんが覚醒して美月を襲った。さて、どうする?

そうなったらもう助けられないと悠はミカの首を刎ねて殺害。

正直言うと悠は目の前で起きた事に対する自身の感情のみで動いていて、ここでの行動がその後にどのような影響を及ぼすのかとか目の前に見える事象はそうだけどその裏には何が隠れているのかとかが全く考えられていない。

しかし、今回の悠はそんな自分の事を「勝手で冷たい」としながらも「それでも自分の声に従う」とした。結局のところ、これが人一人の限界。悠はいわゆる「ヒーロー」にはなれなかった。でも、それはこれまで水槽の中に入れられて自身の意思で生きてこなかった水澤悠と言う一人の人間がようやく「生きる」事が出来るようになったとも言える。これは「ヒーロー作品」では無く、一人の人間が「生きる事の第一歩を踏み出す」までの物語だったのかもしれない。

 

悠が12話かけて答えを見つける一方、仁は既に答えを見つけた状態で第1話を迎えている。なので彼の言動にはブレが無い。今回も七羽との会話を経ても彼の行動は変わらなかった。

さて、今の仁を見ていると色々なものを乗り越えた感があるが、元は彼も普通の人間。その行動原理は「罪滅ぼし」と「殺されたくない」と言う人間的なものから来ていた。「まだアマゾン達に食われる(殺される)覚悟が無い」「アマゾンを作ってしまい、その管理が出来なかった罪滅ぼし」と言う仁が「自身の死を想定に入れて」「アマゾンを問答無用に殺していく」と言う行動に移る。

この矛盾に元は普通の人間であった彼はどう折り合いを付けているのか。実は折り合いを付けられなくて、かなりギリギリの精神状態だったのを虚勢を張って誤魔化していたのではないか。次々にアマゾン達を殺していきながら狂った笑い声を上げ始めた彼の姿を見るに、もう鷹山仁と言う人間の精神は限界を超えているのではと感じる。

 

いつかこうなるだろうなと思っていたマモルの覚醒。

三崎は最後までマモルの事を守ろうとしていたが、おそらく元は詐欺師で嘘ばかり吐いていた三崎は決して嘘を吐かないマモルの事が好きだったんだろうなと思う。

正直言うと、三崎はいつか金でマモルを売り飛ばすんじゃないかとか想像していた。疑ってごめんよ、三崎さん…。

 

マモルがモグラアマゾンなのは『仮面ライダーアマゾン』のモグラ獣人がモデルだからだと思うが、それがなければイヌアマゾンでも良かったのかなと思う。「飼い犬に手を噛まれる」と言う事で。

 

そう言えばマモルの過去編が無いので実は彼って謎の人物なんだよな。

ひょっとしたら劇中で最も謎だらけの人物かもしれない。