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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「戦慄のスナイパー」 『動物戦隊ジュウオウジャー』第15話

動物戦隊ジュウオウジャー

「戦慄のスナイパー」

動物戦隊ジュウオウジャー』第15話

2016年5月22日放送

脚本 荒川稔久

監督 加藤弘之

ハンタジイ 登場

 

前回と今回の脚本は荒川さん。男性だから女性だからと言うわけではないんだろうけれど、メインの香村さんとサブの荒川さんでは描き方が色々と違う。

分かりやすいのが女性陣で第9話でのセラや第14話や今回の話でのアムを見るに描き方がステレオタイプと言うかちょっと古い。セラは「強気なようで実は脆い女の子」でアムは「自分に素直な女の子」と言う一昔前の描写になっている。おそらくだが、香村さんの脚本だとセラは大和に涙を見られたくなかっただろうし、アムは自分の良いと思った事をストレートに言わずにもう少し現実を見ながら話をすると思う。

 

一方で男性陣の描き方は上手かった。

最初にレオの考えの無さのマイナス点を描写し、後のハンタジイとの戦いでそのレオの考えるよりまず行動のプラス点を見せていっている。

また、アムを犠牲にレオとタスクがハンタジイを追いかける時にレオの方がタスクより先に辿り着けると言うのを描写していたので、最後の作戦もタスクを囮にしてレオが突撃すると言うのは分かり易かった。

タスクはレオのマイナス点を指摘する一方で精神的な脆さと言う自身のマイナス点をレオにフォローしてもらうと言う描写になっている。こうなるとタスクはレオに支えられているように見えるが、今回はレオは作戦が思い付かず、具体的な作戦は全てタスクが考えたとして、レオだけではどうしようもなく、タスクの存在が必要だったと言う展開になっている。

また今回はレオとタスクの話になっているが、眼の良い大和と耳の良いセラが最初にやられた事でハンタジイを補足する手段が限られてしまったとか、大和がいなくなった事で皆を仲裁する人物がいなくなってしまったとか、その場にいなくても大和の重要性をちゃんと描いているのが上手い。

 

その他、レオ、タスク、アムの3人が背中合わせになってハンタジイを探す場面があったので、その後のタスクがレオのマネキンを背中に背負っているのが不自然に見えない等、細かい部分も上手く決まっていた。

 

デスガリアンの描写も面白く、チームリーダーでありながら自分より年も経験も下だったジャグドをハンタジイが敬っていなかったり、今はチームリーダーと一般怪人と言う立場だがいずれ対等の立場になるとしてハンタジイがアザルドを挑発する等、それぞれの関係が細かく描かれていた。もはやルーティンとかしてきたコンテニュー巨大化もジニスの「チームリーダになると豪語してこれで終わりではないだろう」と言う発言で、それまでの色々な発言がハンタジイ―に帰って来たと言う皮肉になっていた。