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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「出現! 謎の戦士!」 『仮面ライダーゴースト』第24話

仮面ライダーゴースト

「出現! 謎の戦士!」

仮面ライダーゴースト』第24話

2016年3月27日放送

脚本 毛利亘宏

監督 諸田敏

ヤマアラシロイド ザンジオー ウルガ 青竜刀眼魔 マシンガン眼魔 登場

 

仮面ライダー1号』公開に連動しての「春休み合体ヒーロー祭り」の2本目。

動物戦隊ジュウオウジャー』からジュウオウイーグルこと風切大和が特別出演している。

 

眼魔の世界にあるマコトの肉体を取り戻すべく、タケルは一人で眼魔の世界に乗り込もうとするが、アカリ達に危険が大きいと諭される。カノンはアランと力を合わせたらと提案するが眼魔に不信を抱いているタケルはその提案を却下する。そこでカノンは今度はアランにタケルと協力するよう頼むがアランもその頼みを断ってしまう。

 

ここで登場するのがゴエモンヤマアラシロイドに因んでねずみ小僧との嘘話をでっちあげたりしてタケルにアランと協力するよう話を進める。ゴエモンの言うとおり、わだかまりがあっても現状を考えたらタケルとアランが力を合わせるのが得策。こういう風に英雄の魂がタケルを諭して導いていく展開は『ゴースト』ならではと言える。『ゴースト』はメインストーリーがガンガン進んでいく作りになっているが、こういう風に英雄を話の中心に据えた1話完結みたいな話ももう少し増やしてほしいなと思う。

 

現時点では分かり合うのが難しいタケルとアランを二人の共通の友達であるマコトを使って一時的に共闘させる展開が上手い。スーパー戦隊のようなチームではなく、本来はそれぞれ独立した戦士が例外的に手を組むようになると言うのが実に仮面ライダーらしい。

 

現在のアランは肉体があり、攻撃を受けたら傷付くし、お腹が減ったら食事をとらなくてはいけない。これは第1話で肉体を失ったタケルと対になっている。と言いたいところだが、確かタケルも攻撃を受けたら傷付くんだよな。食事シーンはまだ無かったと思うが。ここはもっと明確に対になる描写を用意しておいた方が面白かったと思う。『ゴースト』の残念な所の一つとして「タケルが第1話で一度死んだ」と言う設定が意外と使えていないのが挙げられる。第1クール前半はそれを生かした話があったが第2クールになると段々と忘れ去られてきているような…。

 

命を狙われているアランは直接会って誤解を解かなくてはいけないのかとこぼす。おそらくこの「直接会わなくてはいけない相手」と言うのはアデルの事だろう。アランはアデルが自分に濡れ衣を着せたと言う考えに至っていない。アデルはアランの事を邪魔に思っていたのだが、アランはアデルが自分の知らない所で何かしていると感じながらも自分を陥れるとまでは思っていなかったようだ。

 

アドニスを倒して大帝になったアデルであったが祈りの間について知らない事があったりと前途多難。

そのアドニスであるが、やはり肉体は保管されていたらしく、現在はアデルの監視下に。表向きはアデル優勢の状態であるが、アドニスの不敵な笑みを見るに実は踊らされているのはアデルの方ではないかとも思える。

 

ジャベルに続いてイゴールもアラン討伐の任務を受ける。イゴールもジャベルと同じくアランの知らない情報や任務をアデルから受けていたので、二人はアデルの直属の部下と言えるかもしれない。そう言えばイゴールが進めている計画って現在どうなっているんだろう? 『ゴースト』にしては珍しくこの計画に関しては進展が遅い。

 

それにしても英雄ゴーストが実体化して戦ったのには驚いた。

これ、全ての英雄ゴーストを使う事が出来たらかなりの戦力になるんじゃないのか?

 

今回は『ジュウオウジャー』から大和が登場。仮面ライダーでないジュウオウイーグルと共闘出来た事でタケルは仮面ライダーであるアランと力を合わせる踏ん切りがついた。ただし、これもゴエモンの説得だけでも話は成り立つので、スーパー戦隊関連はあまり意味が無かったとも言える。

今年のコラボは主人公一人のみのゲスト出演で、登場する場所も一か所のみとなっている。去年や一昨年のような仮面ライダースーパー戦隊がガッツリとコラボした展開は撮影スケジュール的に厳しかったのかな?

 

仮面ライダー1号』からはヤマアラシロイドが登場。…こいつはショッカーじゃなくてバダンの怪人だよな? まぁ、歴代悪の組織はどこかで何かしら繋がっているのだが、ひょっとしたら、ヤマアラシロイドは地獄大使と暗闇大使を同一視しているのかもしれない?

このヤマアラシロイド関連がかなりコミカル。コミカルと言うかもうギャグ。諸田監督はコミカル演出が多く、諸田監督がメイン監督を務めている『ゴースト』も全体的にコミカル描写が多いのだが、それでも今回のヤマアラシロイドのコミカル描写は目立っていた。ウルガはヤマアラシロイドのふがいなさに愛想を尽かしてショッカーを離脱しているので、ヤマアラシロイドは情けなく演出される必要があったのかもしれない。(でも、『仮面ライダー1号』を見るに旧ショッカーとノバショッカーの対立はコミカルで情けないどうこうではなくて支配の仕方とか組織の在り方とか世代間の対立だったと思うのだが)