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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP Comic code』第1巻(風上旬)

雑感

ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP  Comic code』第1巻(風上旬

 

ウルトラ怪獣擬人化計画』の一つ。数ある擬人化計画の中でも一番最初に企画が始まったらしく、これが全ての始まりと言える。

 

擬人化計画の漫画と言えば『ギャラクシー☆デイズ』があるが、本作はそれとは違うアプローチがされている。

まず『ギャラクシー☆デイズ』は登場人物達が自分達は「怪獣を擬人化した存在」と言う認識を持っていない。なので「怪獣が女の子になった」と言うネタは無い。どちらかと言うと「特殊な格好をした女の子達の日常」と言った方が良いかもしれない。(ゼットンのバリアーと言った特殊能力も出てくるが基本的には外見以外は普通の女の子達)

対して『POP版』は登場人物全てが自分達は「怪獣が擬人化した存在」である事を認識している。なので「怪獣時代はこうだった」とか「今は可愛い女の子になってこうだ」とか言うネタが多い。また、自分が怪獣である事を認識していて怪獣時代の記憶も持っているので、『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』と言ったオリジナル版に登場したネタを使う事も多い。

まとめると、『ギャラクシー☆デイズ』はウルトラファンからすればウルトラネタが少ないのが物足りないが、ウルトラを知らない人も見易い作りで、『POP版』はウルトラを知らない人は理解できないネタがあるが、ウルトラファンからすればそれらウルトラネタが楽しいと言ったところ。

 

また『ギャラクシー☆デイズ』は1話完結の日常モノで大きな事件などは無いが、『POP版』はストーリーもので大きな謎が隠されている。『ギャラクシー☆デイズ』は悩んだりしないで気楽に読めるが、『POP版』はいずれ大きく物語が動いて読者は衝撃を受ける感じになりそう。

同じ擬人化計画でもアプローチを変える事で違う漫画になると言うのが面白い。

 

ここからは内容について。

女の子達が元となった怪獣をイメージした服を着ていて、元となった怪獣の言動を再現するのを楽しんでいる辺りは怪獣の擬人化と言うより「コスプレを楽しんでいる怪獣好きの女の子達」と言う見方も出来る。

 

そう言えば本作は「オリジナル版のその後の話を漫画で描いている」作りになるんだよな。…つまり、内山まもるさんの『ザ・ウルトラマン』と同じ?

 

主人公のメフィラス星人について。いや、もう、これからは『ウルトラマン』の「禁じられた言葉」でのメフィラス星人のセリフを聞くたびに笑ってしまうw ニコニコ動画で配信なんぞあったらコメントが大変な事になるw

 

こうして見ると、メトロン星人は『ウルトラセブン』『ウルトラマンマックス』『ウルトラマンギンガS』に登場したオリジナルが既に濃いキャラをしているのが分かる。ウルトラシリーズを見ていない人には信じられないかもしれないが「アイドル好きでオタ芸をする」って設定は擬人化計画で付けられたものではなくてオリジナル準拠なのだ。

 

テンペラー星人は良いキャラしていて好きなキャラ。メフィラス星人との「2代目はちょっとコミカル路線だったから仕方ねーだろ!」「それなら私だってコミカル路線の被害者だー!」のやり取りがツボにハマったw 

 

第1巻に収録されている話の情報で本作の謎を考えるとするなら、メフィラス星人はある女の子の魂と一体化したので女の子の姿に変わったと言う事なのかな。鳥が好きなのはその女の子の影響っぽいし。宇宙人と人間の魂が一体化すると言うのはウルトラマンとハヤタ隊員の関係と同じで、ウルトラマンはハヤタ隊員と一体化した事で地球の素晴らしさに気付いたので、宇宙人や怪獣達も人間と一体化する事で地球の素晴らしさに気付くと言う展開かな。

ちょっと怖い展開を予想するなら、宇宙人や怪獣が一体化した相手の人間って、その宇宙人や怪獣が殺した人間だったりして…。メフィラス星人は街を破壊していないので人間の女の子は殺していないんじゃ?と思うかもしれないが、巨大フジ隊員を使って街を破壊しているので、その時にチロルを飼っていた女の子の命を奪っていた可能性はある。