shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「ヒーローの条件」 『鉄神ガンライザーNEO』第10話

「ヒーローの条件」

『鉄神ガンライザーNEO』第10話

2014年9月21日放送

 

ガンライザーANIの危機に颯爽と現れて変身するジン。ここで懐かしの『たたかえ! ガンライザー』が流れるのが嬉しい! 初代主題歌が流れる中、たった一人で一気に形勢逆転するジンの戦いは『ガンライザー』の中でも特に燃える展開だった!
 
ジンに倒された露伴は結が持っていた四つの勾玉の内の三つを手に入れるが、任務を達成出来なかったとしてヒデージャの怒りを買って石にされてしまう。わずか2話でガンライザーNEOを倒して四つの勾玉のうち三つまでを手に入れるって、『NEO』だけでなく『ガンライザー』全シリーズの中でも一番活躍した敵キャラだと思うんだけど…。
 
鬼の血の力でアラタの傷は回復したが逆に今度はスグルが戦いのダメージで寝込む事に。同じ血を引いているのにね…。
この辺りのチョコチョコと結にちょっかいを出す兄さんは絶対に片桐仁さんのアドリブだと思うw
 
ジンはヒデージャに勝つ為に山で修業をしていたのだが自分では勝てないと言う事が分かったとの事。ジンはヒデージャに勝てるのはアラタだとし、自信が無いと言うアラタに対し、山の神様の所で修行すれば力を引き出せると告げる。
シーズン3を見ていると『NEO』でのジンは随分と落ち着いたと言うか周りを見るようになった。自分の力の限界を見究めたのもだが、さり気に目上の人を「さん付け」できるようになったのが個人的には驚き。(ジンはシーズン3の時点では18歳と言う設定だったのでレギュラーメンバーの中では最年少)
 
ジンとアラタが山の神様の所で修業する中、かぐらとイヅーナは結を守る事にし、パッカーとオダーズは森で修業をする。
かぐらさん、いつの間にいたんだ…。とツッコみたくなるくらいに『NEO』のかぐらさんは目立たない。
 
鈴木裕樹さんで山で修業と言えば『獣拳戦隊ゲキレンジャー』を思い出すのはこれはもう仕方が無い事。
この修行でのジンの「一人で戦っていると思うな。人は必ず誰かに助けられている。誰かの力が無いと生きていけねぇんだ」はシーズン3の展開を踏まえていてジンの成長がよく分かる。
「生まれる時に母の力、強くなる為に父の力、優しさを学ぶのに友達の力」はさりげないがかなりの名言。また、ここでの誰かの力に助けられながら戦うと言う話は最終決戦への伏線にもなっている。
「なんで子供達がヒーローを応援するか分かるか? それがヒーローの力になるって事を本能的に分かっているんだ!」。このセリフに分かりやすく出ているが、『NEO』は及川拓郎さんによる「ヒーロー論」を語った作品だと言える。
 
またここでジンは「自分の力を、他人の力を、そして今まで培ってきた過去を信じるんだ! 今まで生きてきた過去には全て意味がある!」と語り、それを聞いたアラタはかつて仕事の上司に言われた言葉を思い出す。
シーズン1でヒーローとして戦う事で自分の生きる目的を見付けたジョーは、そのヒーローとして生きる事を優先するあまり、一人の人間として生きる事を犠牲にしかけたが、今回はヒーローとして戦う事を生きる目的としながら、それをヒーローと言う枠組みからより大きい人生と言う枠組みへと話を広げている。そしてそれがシーズン1の最終決戦で自分の命を投げ出そうとしたジョーとは違うアラタの決着点へと繋がる事となる。
 
修行の最終段階はジンが変身したガンライザーとの戦い。ここに本物のガンライザー同士の戦いが始まる。
戦いを挑む立場が逆だが、この流れはシーズン1でジョーが変身するガンライザーがチャグマオー改に戦いを挑んだのに似ている。こうして見ると、ジョーとアラタには色々と共通点がある。(よく考えたら、ジョーのお守りをアラタは引き継いでいるんだよな)
戦いの末、アラタはジンに勝利。これでアラタは劇中最強キャラの一人となった。
 
ジン曰く、ガンライザーの変身者には人間の血と鬼の血の両方がある。人間として生きれば優しさが勝ち、鬼として生きれば強さが勝つ。戦うにはどちらかだけでは駄目。そしてアラタは優しすぎると感じたジンはアラタの怒りを目覚めさせたとの事。
ジンは自分達が人間でも鬼でもない半端者であると自覚し、それは逆に優しさと強さの両方を兼ね備えていると捉えた。この辺りの諭し方はさすが先輩ヒーローだなと思う。設定年齢ではアラタより10歳以上も年下とは思えない貫録だw
 
一方、キリコのTVクルーは密かにジンとアラタの行動を全て監視していた。
いやいや。なんでそんなにスキル高いんだよ、この一般人達w
 
さぁ、決戦だ!