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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「闇に光る目」 『ウルトラセブン』制作第14話

ウルトラセブン

「闇に光る目」

ウルトラセブン』制作第14話

1968年1月21日放送(放映第16話)

脚本 藤川桂介

監督 鈴木俊継

特殊技術 高野宏一

 

岩石宇宙人 アンノン

身長 30m

体重 15万t

本来は目だけの生命体。地球が打ち上げた宇宙船を侵略と思って報復にやって来た。念力で頭痛を起こしたり鉄橋を壊したりする事が出来、岩の体を手に入れた後は目から緑色の光線を撃ったり火花を散らしたりするようになった。地球人の言う事は信じられなかったがウルトラセブンの説得は聞き入れて帰還する事にした。最後に「アンノン星はいかなる星からの侵略目標にもさせない」と言い残す。

名前の由来はアンノウン(知らなかった)と「安穏」から。

 

物語

アンノン星に向けて打ち上げられた宇宙船さくら9号が突如として地球に帰還した。一方、いじめられっ子のヒロシは謎の石を見付ける。

 

感想

今回よりタイトル画面が変更されている。どうして変更されたのだろうか?

 

ウルトラ警備隊西へ」で酷い目に遭ったのに懲りずにすぐ同じ失敗をしたと言われる今回の話。実は制作順ではこちらが先。それに「ウルトラ警備隊西へ」とは制作時期が少し離れている。

 

久々にアンヌ隊員を見た気がする。

 

アンノンを散々攻撃しておいて、敵わないと思ったら弁明を始めるキリヤマ隊長。これだから地球人は信用できないと言われるのだろう。

 

反対に説得を成功させたウルトラセブン

ウルトラセブンダンは宇宙人なので地球人とは少し離れた位置にいる。

これ以降も地球人と宇宙人との仲介役を引き受ける事があるが、残念ながら殆ど上手くいかなかった。

 

ウルトラバリアー、エメリウム光線、ストップ光線、ウルトラ念力と次々と繰り出される技。今回は画面が暗いせいか派手な光線合戦が繰り広げられた。

 

打ち上げた宇宙船の帰還に無計画な宇宙進出への警鐘と『ウルトラQ』の「宇宙からの贈りもの」を思い出させる話。相手側の主張が不明確だった前回に比べて今回は相手の宇宙人にはっきりと主張させている。

 

今回はヒロシの話とアンノンの話を同時に描いているので、ヒロシとアンノンが同一視されがちだが自分は少し違うと思う。

周りから外れていて、周りに対抗できるだけの力を欲しているヒロシを地球人、ヒロシの周りの子供や大人達を地球を取り囲む他の宇宙人達、そしてアンノンをウルトラセブンと見る事が出来る。ただしアンノンは力と言う強さを、ウルトラセブンは他者と仲良くしようとする強さを与える存在として。

そう考えれば、今回の舞台が夜だったのは、夜の闇と宇宙の闇をかけたのかもしれない。(ラストシーンで夜の闇がそのまま宇宙の闇にスライドしている)