読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「葛藤! もののけの血!!」 『鉄神ガンライザー』シーズン3第11話

鉄神ガンライザー

「葛藤! もののけの血!!」

『鉄神ガンライザー』シーズン3第11話

2013年9月22日放送

 

第3話でケンジはヒヒイロカネの研究が認められて海外に栄転になったとの事。
ちゃんと仕事に生かしていたんだ。
この時にケンジはイヅーナの笛を介してヒデージャによってマヨイガーに変化させられたのだった。
…じゃ、ケンジは仕事の途中で消息不明になったと言う事? マヨイガーから元に戻れても今後の仕事に支障が出てきそうだ。
 
ケンジの祖母が再登場。
回想シーンのみの登場だったのでもう亡くなっていたのかと思っていたが元気だった。
ケンジの祖母は早池峰家に伝わるヒヒイロカネの鉱石でブレスレットを作ってケンジに渡していた。このブレスレットはマヨイガーに変化させられた時にケンジが敵の手に堕ちないよう密かに外していたのだが、それがケンジの祖母を経由して、結の手に渡る事になる。
 
物の怪に対して最も敵愾心を抱いていたケンジが、その敵愾心と言う心の闇のせいでマヨイガーと言う物の怪に変化させられてしまったと言うのが実に皮肉。
 
ヒデージャがジンを仲間にしようとしている事を知った結はジンは大船渡にいると嘘を言って、その隙にジンに会いに行く。平然と嘘を吐ける女性の怖さを知った岳であった。
 
そのジンはイヅーナと言う狐に化かされて森の中で迷ってしまう。
悪い物の怪は倒さなくてはいけないと言うジンに対し、イヅーナは山で暮らしていたのなら本当に悪いのは自然を破壊して動物を困らせる人間の方だと分かるはずと反論。動物が人間に何かした事は殆ど無いのに、人間が生きる為に自然を破壊して動物が困る事になってもそれは仕方が無い事だと言うのは確かにおかしい。これが人間社会で生きてきたジョーなら「自分は人間だから人間の味方」で押し通せるのだが、ジンは人間社会で生きていなかったので、ここではイヅーナの説得に全く反論できなかった。
 
そこに「三ツ石ジン。物の怪の力は素晴らしいぞぉ~!」と言ってケンジが現れる。
科学を越えた力に溺れたケンジはその力で邪魔者は捻じ伏せ、欲しい物は奪い、この世を弱肉強食のパラダイスに変えると宣言する。これがシーズン2辺りから顕著になっていた「科学の力で相手を捻じ伏せる事に快感を覚えるケンジ」の行きつく先であった。
主人公メンバーの悪落ちは衝撃だが、ケンジはその危険性を初登場時から描いていたので自然な展開となった。また、ケンジ役の千葉亘さんの悪役演技が凄すぎて、かつては主人公メンバーだった事を全て吹き飛ばしてしまった。この頃の千葉亘さんの怪演は見ていて実に面白い。
 
イヅーナの話を聞いて物の怪全てが悪いわけではない事を知ったジンであったが、悪落ちしたケンジを見て、物の怪全てを倒すのではなく悪い物の怪を倒すと決意を新たにする。人間から物の怪になったケンジを見て物の怪の血を引くジンが人間の為に戦う決意をすると言う流れが面白い。
 
戦う決意を新たにしたジンは再びガンライザーへと変身。遠野市宮守名産のわさビームでイヅーナを撃退する。いきなり新技でビームを撃つなよ…。ジンの戦闘における才能の凄まじさを感じる。
 
遠野物語』の話を挙げて人間と物の怪との距離は本来はもっと近かった事を語り合う結達。ここでジンは悪いのはヒデージャであるとし、物の怪全てを倒すのではなく、ヒデージャを倒すと目標を定める。
 
シーズン3が始まる前、ケンジは科学の粋を集めたガンライザーの究極の武器となるライザーガンZを開発していたらしい。シーズン2が終わって、羅刹が去って物の怪との戦いが終わったと言うのに、それでもさらに強力な武器を開発していたのか、あの人は…。
シーズン3の第3話でもチラッとその話が出ているが、かぐらに知られると揉める事になると思ってか、ケンジはその場にかぐらがいたのに結にだけライザーガンZの話をしていた。