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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「緑の恐怖」 『ウルトラセブン』制作第2話

ウルトラセブン

「緑の恐怖」

ウルトラセブン』制作第2話

1967年10月8日放送(放映第2話)

脚本 金城哲夫

監督 野長瀬三摩地

特殊技術 高野宏一

 

生物X ワイアール星人

身長 180cm~150m

体重 1万3千t

チルソナイト808の中に石黒隊員を閉じ込めて電子頭脳から記憶を引き出していた。石黒隊員に成りすまして夜な夜な人間を襲い、襲った人間をワイアール星人にしていた。人間大の時は同化液を、巨大化した時は全身から緑色の光線を出す。アイスラッガーで真っ二つにされた後、エメリウム光線で燃やされた。

名前の由来はYOU-RYOKU-SO(葉緑素)と意外と単純だったりする。

 

物語

宇宙ステーションV3の石黒隊員が休暇で地球に戻って来た。しかし、その夜から謎の怪物が街を徘徊するようになる。

 

感想

宇宙ステーションV3が名前だけだが初登場。

ウルトラ警備隊との会話を聞いていると石黒隊員は元は地球勤務、ひょっとしたらウルトラ警備隊の一員だったのかもしれない。

 

石黒隊員を家まで送るダンダンポインターの運転手と言う設定だったが、森次浩司さんが運転免許を持っていなかったのでウルトラ警備隊の隊員となったそうだ。

ところでダンが石黒隊員の車を石黒家に届ける時にアンヌ隊員も一緒に付いて行っている。それならアンヌ隊員が帰り用のポインターを運転しておけば良いのにしていないので2人は歩いて帰る事に…。単にダンとデートがしたかったのかな?

 

透視能力を使う時にダンの目が青くなる。ただし円谷英二監督に気に入られなかった為、これ以降は目が十字に光るパターンになる。

 

アンヌ隊員がパラライザーで怪物化した人間を撃つと他の隊員達が「なぜ撃った?」と詰め寄る。パラライザーには各種用途があり、アンヌ隊員はその内の一つである麻痺光線を撃ったのだろう。(他の隊員は普通の光線を撃ったと思い込んだ)

 

タケナカ参謀はワイアール星人の行いを「挑戦か侵略」と言った。

ワイアール星人は単に獲物を求めているにすぎなかったように見えるが、ワイアール星人に襲われた人間はワイアール星人に同化されてしまう。たとえワイアール星人にその気が無くても人間から見たらこれは立派な侵略となる。

 

石黒隊員は妻やお手伝いさんに不審がられるも宇宙ステーションでの生活習慣や地球防衛隊員としての下らない見栄を使って何とか誤魔化せた。

宇宙人等が入れ替わった人間は喋り方等があまりにも露骨に変わってしまうものだが、今回はそのような事は無かった。

 

ワイアール星人が巨大化する必要は無く、どうせなら人間大のウルトラセブンとワイアール星人に電車内で戦ってほしかった。これ以降も『ウルトラセブン』には巨大化する必要が無いのに巨大化する宇宙人が登場する。この辺りは『ウルトラマン』の影響があったと思われる。

 

事件が解決し、今度こそ休暇を楽しむと言う本物の石黒隊員。でも今回の報告書を書かなければいけないのでは?

 

お礼ならウルトラセブンに言ってほしいとキリヤマ隊長。確かに前回も今回もウルトラ警備隊は殆ど役に立っていなかった。

 

今回は色々と以前の作品を思い出させるシーンがある。

有名なチルソナイトと電子頭脳(『ウルトラQ』の「ガラダマ」と「ガラモンの逆襲」)、植物の怪物が人間を襲う(『ウルトラマン』の「ミロガンダの秘密」と「来たのは誰だ」)、偽者が現れた為、本物にも恐怖を抱いてしまう(『ウルトラQ』の「2020年の挑戦」)、最後のナレーション(『ウルトラQ』の「バルンガ」)等。