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shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「未知なる友人」 『ウルトラマンX』第11話

ウルトラマンX

「未知なる友人」

ウルトラマンX』第11話

2015年9月29日放送

脚本 小林雄次

監督 冨田卓

 
電脳怪獣サイバーゴモラ
宇宙ロボットキングジョー 登場

 

遂にサイバーゴモラが実体化!
 
エックスとユナイトしている事で大地の体は酷使されている。これは戦闘でのダメージの他、ウルトラマンとの合体自体が人間の体に負荷をかけていると言う事なのだろうか? 『ネクサス』のように終盤になると大地の体に色々な不調が現れるようになるのかもしれない。
 
大地の夢はサイバーゴモラの実体化であるが、これは両親の夢に関わっている。大地がゴモラに入れ込むのは15年前に切れた両親との繋がりを求めるから。
今回はゴモラを介した大地と両親の話から大地とゴモラ自身の話へとスライドさせている。大地の方はゴモラを通しての両親への思いが強いので(今回の話でも神木隊長が大地がサイバーゴモラの実体化に入れ込む理由に両親の存在を挙げている)、今回は大地からの気持ちではなくてゴモラからの気持ちを描いている。
ゴモラは大地の両親に対してどうこうではなくてあくまで大地の事を気遣って動いていた。今回の話で大地はその事に気付き、最後に大地はゴモラを通して両親の事をどうこう思うのではなく、あくまでゴモラと言う友人との繋がりについて思いを馳せるようになった。今まで大地とゴモラの間にあった微妙なすれ違いを今回の話で修正し、それがサイバーゴモラの実体化に繋がった。
 
サイバー怪獣のデザインは『大怪獣ラッシュ』を思わせるもので、既存のウルトラ怪獣のデザインをガラッと変えたのが特徴。ウルトラ怪獣のデザインは何十年前のものでも現在に十分通用するとはよく言われているが、やはりその時代ごとの流行と言うものはあり、何十年前のウルトラ怪獣のデザインはやはり何十年前のデザインと言うところはある。それを現代風にデザインし直す事はシリーズの長期化に当たって必要な事で、『大怪獣ラッシュ』やサイバー怪獣の誕生はウルトラシリーズにとって必然だったと言える。因みにウルトラシリーズでこの事を一番最初に行ったのは『アンドロメロス』であるが、それについてはまたいづれ。
 
グルマン博士が大地とエックスの関係に気付いているのはもう確定的だが、今回の話を見るにアスナも気付いていると思う。そうしないと彼女のセリフがところどころおかしい。(大地とエックスの関係に気付いていないのなら、神木隊長のように「大地はどこでサイバーゴモラを制御しているんだ?」と言う話になるはず)
 
キングジョー襲来。
一応、内部に生命反応があるかどうか等の調査が行われたが、グルマン博士がペダン星人の事を知っていたので、宇宙人と交戦状態に入って良いのかどうかの話をバッサリとカットして即戦闘突入となっている。グルマン博士は宇宙人なので色々な事を知っていると言う設定は本当に使い勝手が良い。30分で一つの話をまとめなければいけないウルトラシリーズにおいて宇宙人のグルマン博士を特別チームに入れたのは一つの発明だったと言って良い。
 
どうして今回の敵がキングジョーなのか説明は無いが、『マックス』においてマックスギャラクシーを手に入れたマックスの次の相手がキングジョーだったので、その繋がりかもしれない。
あと無人のロボットだと心置きなく倒せると言うのもあるだろう。今回は大地とサイバーゴモラの話なので敵キャラのドラマは無くした方がテーマを絞り易かっただろうし。