shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「怪獣は動かない」 『ウルトラマンX』第10話

「怪獣は動かない」

ウルトラマンX』第10話

2015年9月22日放送

脚本 柳井祥緒

監督 冨田卓

 
不動怪獣ホオリンガ 登場

 

怪獣を使っての村興しと言えば『ウルトラマン80』の「怪獣帝王の怒り」を思い出すが、『80』の時と違って今回は実際に怪獣が出てから村興しの話が始まっている。
 
大人しい怪獣なら保護しようと言う話で『ウルトラマンコスモス』を思い出すが、『コスモス』は基本的に「怪獣は人間社会に打撃を与える存在で本来は排除が望ましい」と言う世論になっている。なのでEYESの怪獣保護の姿勢は意外と一般市民には理解されていない。それに対して本作は観光資源になるとは言え村人もXioもホオリンガの保護を目指して動いている。あれだけ怪獣の被害が出ているのにこの世論が形成された経緯と言うのはちょっと気になる。
 
怪獣を使って村興しをする事になり、なんと怪獣を擬人化してのグッズ展開まで行われていた! まさしくウルトラ怪獣擬人化計画w でも現実でもこういう村興しでは萌えキャラ化も使われてるので、これは今の時代に即した演出と言える。ホオリンガの擬人化は今はまだ円谷公式扱いではないようだが、これはウルトラ怪獣擬人化計画の公式に組み込んでほしい。
 
今回は全体的にコミカルな展開で楽しく見られる。
村長は観光第一であったが悪人ではなく、劇中では自分が作った色々な物が壊されてむしろ同情したくなる人物であった。人間って色々な物を作っていくのだがいつかは壊れてしまうものなんだね…。
人間が作った物が永い時を生き残れないのに対し、山になったホオリンガはまさに悠久の時を生きていた。今回はギャグ展開に近かったが、「人間」と「怪獣」の違いを上手く示した話だったと思う。
 
ウルトラマンメビウス』でコノミ隊員を演じた平田弥里さんがゲスト出演。なのだが千鶴のキャラが説明不足でイマイチ話に絡められていなかった。これ、素直に花ちゃんの母親にする事は出来なかったのかな?
 
見ていて不快に感じるところが無い、全体的に優しい世界のお話で、こういう心癒される話って良いなぁと思う。