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shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「星を越えた誓い」 『ウルトラマンX』第7話

ウルトラマンX

「星を越えた誓い」

ウルトラマンX』第7話

2015年8月25日放送

脚本 小林雄次

監督 辻本貴則

 
亡命宇宙人ゴールド星人tE・rU
メカ守護獣ルディアン
石化魔獣ガーゴルゴン 登場

 

ガーゴルゴンの気持ち悪さ(ここが大事!)とカッコ良さが両立しているデザインが秀逸! あの外見でコミュニケーションが取れるところも怖さを倍増していて良い。
 
石化したウルトラマンは何人かいるが、合体した人間まで石化したのはこれが初めてじゃないのかな? ウルトラマンが危険に陥ったら合体解除と言うのがウルトラシリーズの定番だったので、そこを崩してきたのは驚いた。
 
ガーゴルゴンを倒すべくUNVERが用意した大陸間弾道弾の名前は「ペルセウス」。
ガーゴルゴンがギリシア神話のゴルゴンの元ネタなら、そのゴルゴンを倒した英雄の名を持ったミサイルを出すのは納得。正直言うと、都合良くその名前のミサイルがあったんだなぁ…とは思うが、そこをツッコむのは野暮だと思う。
 
このミサイルのくだりでは神木隊長と南川長官の思想の違いがちょくちょく見られるが直接的な対決には至らなかった。
テルがガーゴルゴンはミサイルのエネルギーを吸収すると言った時にミサイル発射の中止を神木隊長に言ってほしかった。ここでテルの忠告を信じた神木隊長とそれを無視した南川長官とを描けば、この後のテルと協力するXioや最後の神木隊長と南川長官の握手の流れをもっとスムーズに出来たと思う。
 
ガーゴルゴンの街の破壊や光線を撃ちながらルディアンとガーゴルゴンが接近していくところとか迫力があって素晴らしい。
 
ドラマに関しては全体的にイマイチ。
エックスだけでなくグルマン博士もその存在が公になっている中で地球人は宇宙人を恐れて傷付けると言うのが無理がある。ザラブ星人のような侵略者もいるからなのだろうが、それならそこを描写しないと、いきなり「宇宙人だ、ぶっ殺せ!」みたいな若者や警官を出して、「他人を恐れて傷付ける若者は警官がいるけれど、主人公や今回のゲストの女の子のような心を持った人がいたらいつかはきっと…」なんて話をされても無理がある。それこそ、前回登場した和子が今回の話で恐怖からテルを拒絶するくらいの描写が欲しかった。このように優希とテルの関係は色々と強引さと無理が目立ったのが残念。優希がテルの妹に似ているというエピソードを入れて何とかテルとの関係を深めようとしているけれど取ってつけた感がした。
 
前回冒頭の若者や警官に続き、今回は冒頭でルディアンの事を紹介するニュースがあったので、地球人のルディアンやテルに対する反応が見られるかと思ったが、そう言ったものは無く、最後にテルの言葉だけで地球人はエックスや地球人を救ってくれたテルの事をいずれ迫害する恐れがあると語られたのは残念だった。そこは何か一つでも具体的なシーンを入れないと、最後の締めとして語るには弱すぎた。
 
そう言えば、前回ラストでテルが大地を連れ去った形になっていたのに今回のXioは誰も大地の事をテルに尋ねなかったなぁ…。なんか全体的に3話分の容量を無理矢理削ぎ落として2話にまとめた感じがする話だった。