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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「星の記憶を持つ男」 『ウルトラマンX』第6話

ウルトラマンX

「星の記憶を持つ男」

ウルトラマンX』第6話

2015年8月18日放送

脚本 小林弘利

監督 辻本貴則

 
亡命宇宙人ゴールド星人tE・rU
メカ守護獣ルディアン
石化魔獣ガーゴルゴン 登場

 

『帰マン』の「怪獣使いと少年」辺りが有名な「宇宙人全てが侵略者ではない」と言う話。ゴールド星人が市民から暴行を受けたり、警察官に銃で撃たれたり、宇宙船を隠していたりとそこかしこにオマージュが見られる。
 
グルマン博士の存在って便利だ。
ウルトラマンについて予測が立てられるのも宇宙人に関する知識があるのも「グルマン博士は宇宙人だから」の一言で説明が済んでしまう。
 
ルディアンの大きさを示すカットが見事。
辻本監督は怪獣と同じ画面に人間を入れ込む事で巨大感を出すカットが多いかな。
エックスやルディアンが攻撃を受けて吹き飛ばされるのを人々が見上げるカットはギャグっぽい感じになっていたが、戦うウルトラマンや怪獣とそれを見上げる人々を一つの画面に納めるカットは意外と珍しく、これは上手くいけば新しい演出として面白い事になりそう。
 
ゴールド星人が少女を助けながらルディアンを出現させる場面やアスナがゴールド星人を撃とうとするのを制止する大地の場面等がとてもスピーディ。普通だったら一つ一つの動きごとにカットを分けていくのだが、辻本監督はこれらの動きの流れを止めないように演出している。ウルトラシリーズにおけるアクションシーンのテンポのレベルが一つ上がったように感じる。
 
ガーゴルゴンはかつて地球にも飛来していて、その時の話が神話のゴルゴンへと繋がった。こういう「実は〇〇の神話はこの怪獣の事だったのだ!」パターンは夢があって好き。最近はリアルが求められていたのでこういうトンデモ設定を持つ怪獣が少なくなってきたなぁ。
 
嫌われ役になるであろう南川長官だけど彼の判断はそんなに非難されるものではない。
彼がゴールド星人を宇宙に追い出せと言ったのはガーゴルゴンが出現した直後。つまり、南川長官はゴールド星人の話を信じたのだ。それは「ガーゴルゴンはかつて地球にも来て一つの文明を滅ぼした事がある。それはゴルゴンと言う神話に残るほどの出来事」と言う話を信じた事になる。「文明を滅ぼす神話級の怪獣がゴールド星人を狙って現れた」となったら、あの時点で人間が下せる判断は限られている。
ゴールド星人は宇宙の難民なのでかつて地球の文明を滅ぼした怪獣相手にも毅然とした対応を取るべきと言っても、それで地球人に甚大な被害が出ては本末転倒。まず地球人を守る事を考えたら南川長官があのタイミングであの決断を出来たのは逆に凄いと思う。(ウルトラシリーズなので最終的には地球人に大した被害が出ないでウルトラマン達が勝つ事は予測できるけれど、文明を一つ滅ぼす怪獣の存在を現実問題で考えると、難民一人を狙って日本に核兵器が撃ち込まれるとなった時、難民は守らなければならない!と政治家とか自衛隊が言ったら、いやいやちょっと待て!となると思う)
 
今回の中東っぽい雰囲気のデザインはウルトラシリーズにはあまり無い系統で面白い。
せっかくの新怪獣なので、これまでに無いラインを攻めてきてくれたのは嬉しい。
 
大地とテルでW変身っぽくしたのに思わずニヤリとする。テル役の黄川田将也さんが『仮面ライダー THE FIRST』で本郷猛を演じていたのでさらにニヤリw 狙ったのかな?
 
新しいアカウントを作りました。現在、ウルトラシリーズ関連はこちらで呟くつもりです。