shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「オール・フォー・ワン」 『ウルトラマンX』第4話

「オール・フォー・ワン」

ウルトラマンX』第4話

2015年8月4日放送

脚本 黒沢久子

監督 坂本浩一

 

凶悪宇宙人ザラブ星人

宇宙大怪獣ベムスター 登場

 

「あ、坂本監督だ!」と冒頭から分かる場面w 流石にアスナの映し方が上手いなぁ。
田口監督の第3話だと暗めの部屋でバスローブ姿で大地と一緒にいると言うどう考えてもエロい場面なのにその辺りをあっさりと流していて、今回は単なる組手なのに坂本監督が撮ると妙にエロいと言うか目の前に彼女の肌があるように感じる。撮る人が変わるとこんなに違いが出てくるものなのかと驚く。
 
ベムスターとの市街戦だが、ここまで建物が密集したものがTVのウルトラで見られるようになったのに感動する。『ギンガ』はおろか『コスモス』以降でもこのレベルはあまり見られなくなっていた。
それにしても、ビルを足場にアクションするエックスが凄い。どれだけ頑丈な建物なんだよw これは田口監督はおそらく絶対にしないであろう戦い方で、同じ素材なのに真逆の絵が見られるのが今のウルトラシリーズの面白さ。
 
第4話にしてエックスがベムスターに飲み込まれてしまい、ウルトラマン敗北後の地球を特別チームが守ると言うクライマックスのような展開。しかし、実はこれまでの話とは微妙に作り方が違っている。言ってしまうとこの時点ではエックスの敗北はXioにとってそれほど重大ではない。この一連のシーンを見ると分かるが、Xioが気にしているのはエックスの敗北よりも大地の消息不明の方だ。つまり、今回の話は「ウルトラマンエックスの敗北」を描いているのではなく「大地が不在なのでそれ以外の隊員に焦点が当たる」話なのだ。簡単に言えば、Xioメンバーを取り上げる為に主人公を話から外したのだ。
ウルトラマンがいれば戦闘ではどうしてもウルトラマンが活躍してしまうし、主人公がいればドラマ面も主人公中心になるので、今回はそのウルトラマンと主人公を外して代わりにXioメンバーに活躍を振っている。
 
エックスの話を聞くと太陽には「邪悪な存在」がまだ眠っている可能性がある。もしそうなるとウルトラシリーズでは珍しい「太陽=ラスボス?」と言う展開も考えられる。
 
エックスが大地を守っているのは単に大地を守っているだけではなく自分自身を守っている事にも繋がるらしい。『初代マン』の頃から「一心同体」と言う言葉は使われてきたが、その割には実は一方的な関係が多かった。たとえば初代マンとハヤタの関係の始まりは「初代マンがハヤタを守る事」で逆に『パワード』では「カイの存在がパワードの地球滞在に必須だった」とする等、今回のように「エックスの存在が大地を守り、また大地の存在がエックスを守っている」と言うのは実は珍しい。『X』は今回の相互関係もだが、第1話でエックスが大地の言い分をあまり聞かずに強引に話を進めていったら第2話では逆に今度は大地がエックスの疑問を無視して話を進めていくと言うような、どちらかが上ではなくて、なるべく対等の関係と言うのを意識した場面が多い。
 
今回の話で残念なのはザラブ星人が登場したのに誰にも変身しなかった事かな。あまりアクション向きじゃないし、『帰マン』関係でもないし、他の宇宙人はチョイスできなかったのかな?