shoryu38の特撮・ヒーロー日記

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「千年ぶりの鬼退治」 『鉄神ガンライザー』第1話

「千年ぶりの鬼退治」

『鉄神ガンライザー』第1話

2011年10月2日放送

 

テレビ岩手の『らどんぱ!』と言う子供番組の中で放送されている特撮ヒーロー作品。
東日本大震災の後、「岩手の子供たちに元気と笑顔を!」を合言葉に2011年10月に放送開始された。
 
「ガンライザー」と言う名前は「岩手」の「岩(ガン)」と「日の出(サンライズ)」を組み合わせていて、肩書きの「鉄神」は岩手の名産である「南部鉄器」から付けられている。
 
主人公の不来方ジョーは大学4年生で就活に苦労していると言う設定。名前は岩手の県庁所在地である盛岡市にある盛岡城の前身「不来方城」に由来している。
 
ヒロインの姫神結はジョーの幼馴染で大学一年生と言う設定。名前は盛岡市にある「姫神山」に由来している。姫神山には坂上田村麻呂が京の鬼を退治するのを守護した立烏帽子神女と言う姫神が祀られているらしい。
 
ぼっこは岩手の有名な妖怪である座敷童子(座敷ぼっこ)。
スマートフォンから立体映像で現れると言う現在に合わせた設定になっていて驚く。
 
対する敵は河童のパッカー大佐。
「河童」なのに「カッパー」ではなくて何故か「パッカー」。
個人的には千年前の物の怪が「大佐」を名乗っている方が気になる。他に少佐とかがいるのだろうか?
 
そのパッカー大佐が率いているキュウリの物の怪がオダーズの1号と2号。
「ふざけるな」と言う意味の方言が元ネタらしい。
 
大ボスの羅刹は元は仏教に登場する鬼神。
千年前に暴れた初代羅刹はジョーの祖先である不来方タローに倒され三ツ石に縛り付けられると、もう二度と悪さはしないと三ツ石に手を付いて謝り、この事から「岩手」と言う名称が誕生したとの事。
このエピソードは盛岡市にある三ツ石神社に伝えられている伝説が元ネタとなっている。調べてみると、三ツ石=坂上田村麻呂、羅刹=蝦夷と言う説もあるらしく、先の姫神結の元ネタとなった姫神山との関わりもちょっと気になってくる。坂上田村麻呂=不来方タローなのかもしれない。
 
 
では本編。
オープニングの『たたかえ! ガンライザー』を歌うのは影山ヒロノブさん! どういう経緯で依頼できたのか気になる。
 
普通の人間であったジョーがガンライザーに覚醒する話なのだが、ジョーが事情を飲み込めないうちに雰囲気で変身してしまったので、どうにも盛り上がりに欠ける。初戦闘もジョーは戦いに不慣れなので動けないと言う事でキレが無い、演じている中田勇樹さんが棒読みで声に迫力が無いと、言っては悪いがあまり面白くない。
戦いに不慣れなので動けないと言うのは設定上仕方が無いのでそこは置いといて、せめて物の怪に襲われて人々がピンチのところに「待て!」と言って助けに入る等、ヒーローらしい場面を入れてほしかった。
 
今回のパッカー大佐の悪戯は「タイヤをパンクさせ、人々に自分の足で歩かせる」と言うもの。地方で車が無いと言うのは辛いんだよな…。
 
結は何故か羅刹の事を知っていたり、パッカーに襲われたような場面がありながらガンライザーの戦闘が終わった後にいきなり別の場所から現れる等、結構謎めいたところがあった。
 
最後に登場した羅刹は画面にノイズが入る演出等で只者じゃない感が漂っていた。
自分の姿を目撃した警備員から魂を奪ったように見えるが、この作品で死人が出ると色々と困るので、極限まで生命エネルギーを奪って疲労困憊状態にしたと言う感じかな?
 
それにしても、まさかここから5年以上の長い話が始まるとは思わなかった。