shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)

マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(THOR THE DARK WORLD)

2013年11月8日アメリカ公開

脚本 クリストファー・ヨスト クリストファー・マルクス スティーヴン・マクフィーリー

 

マーベル・シネマティック・ユニバース第8弾でマイティ・ソーシリーズの第2弾。
 
宇宙滅亡の危機と言うマーベル・シネマティック・ユニバース内でも最大規模の事件のはずなのに今回も絶賛B級映画のノリで楽しく見られる。特に終盤の九つの世界が重なったせいでソー達が色々な世界に迷い込みながら戦う場面はもはやギャグのノリで爆笑必至。本作のラスボスであるマレキスまでがソーと一緒になって振り回される様は思わず大声を上げて笑ってしまったw
 
マイティ・ソー』『アベンジャーズ』といくつもの戦いを経て本作のソーは随分と落ち着いた感じになった。アスガルドの王に相応しい雰囲気になったが、勝利の宴でヴォルスタッグ達と距離が出来たように見えてなんだか寂しい。
地球に来てジェーンと会った事でソーはアスガルドで王として生きるか地球で一人の男として生きるかの決断をする事となる。
 
「必ず帰ってくる」と言って2年も音沙汰が無い上、『アベンジャーズ』のニューヨーク決戦の時には地球に来ていたのに自分に会いに来なかったソーにジェーンのビンタが炸裂。チタウリ戦後にソーはシャワルマを食べないでノルウェーにひとっ飛びするべきだったw
 
本作はダーシーさんが本当に良いキャラしていた。
作品が重い雰囲気にならないよう全編に亘ってコメディリリーフとして大活躍であった。
 
セルヴィグ博士は凄い人で登場した作品全てで世界を救う活躍をしているのだが、本作では初登場時のストリーキングで全て吹っ飛んでしまった…。
 
ソーが立派になった半面、オーディンアスガルドの王として色々と問題行動が目立っている。オーディン自身が言っているようにアスガルド人も人間なのだから過ちも犯すものなのだろうが、彼の場合は犯した過ちによる被害が大きすぎる。
 
ソーとロキの母親であるフリッガが本作では大事な位置を占めている。
ソーとロキとの会話を聞くに、フリッガはロキの方を目にかけていたようだ。
おそらくそれはロキの出生の秘密を知っているからと思われるが、それに対してソーは少し嫉妬のようなものを抱いている感じ。ここは父親オーディンを巡る関係と逆になっていて興味深い。
尚、ロキがよく使用する幻惑の術はフリッガが教えたものらしい。
 
マイティ・ソー』では兄や父に対する複雑な感情が見え隠れしたロキだが、本作では母親に対する想いが垣間見られる。彼の場合、どこまで本気にして良いのか分からないと言う問題点があるが…。
 
本作ラストに登場したコレクターとの会話で「インフィニティ・ストーン」と言う単語が登場。これは原作のアメコミでは「インフィニティ・ジェム」と言う名称で全部で6つあるらしい。マーベル・シネマティック・ユニバースでは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー』『アベンジャーズ』に登場したコズミック・キューブと本作に登場したエーテルがそれに当たっている。
因みに『アベンジャーズ』ラストに登場したサノスは原作のアメコミでインフィニティ・ジェムを集めてインフィニティ・ガントレット事件を引き起こしたらしい。
 
 
『マーベル・ワンショット』「王は俺だ」
マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のBlu-rayに収録されている短編。
アイアンマン3』でマンダリンを演じたトレバーのお話。
彼は常に何かを演じているので、実際のところ、彼がどこまで真実を知っているのかがよく分からない。まさに小物なのか、実は意外と大物なのか…?
本作ではテン・リングスの関係者が登場し、トレバーが演じたのとは違う、本物のマンダリンの存在を匂わせている。
又、『アイアンマン2』に登場したジャスティン・ハマーのその後も描かれている。同性愛者である事が示唆されていて、トニーに対する感情も実はそれなのではと思えるように描かれている。
 
最初の「相談役」では一つのセットで二人が会話するだけだったのが本作では劇中劇まで作られるようになった『マーベル・ワンショット』だが本作で終了。本シリーズの流れは『エージェント・オブ・シールド』『エージェント・カーター』『デアデビル』と言った連続ドラマ群へと引き継がれた。