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shoryu38の特撮・ヒーロー日記

ウルトラマン、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

『マイティ・ソー』(2011年公開)

マイティ・ソー』(THOR)

2011年5月6日アメリカ公開

脚本 アシュリー・エドワード・ミラー ザック・ステンツ ドン・ペイン

 

マーベル・シネマティック・ユニバース第4弾。
 
アイアンマンとハルクが「人間が生み出した技術が基で誕生した」のに対し、ソーは北欧神話をベースにした世界観。一見すると全く異なる世界観である本作が加わった事でマーベル・シネマティック・ユニバースの可能性はぐんと広がった。
 
広大な宇宙を舞台にした壮大なスケールではあるが、実際の映画は何故かB級臭さが出る不思議な作品w
舞台の半分がニューメキシコ州の田舎町だったからか、意外とコミカルな展開が多かったからか。
 
本作はソーとロキと言う兄弟の話。
ロキは優しい兄に対する愛情がある一方で恵まれている兄に対する嫉妬もあると言うキャラクター。
さらに自分はアスガルド人ではなくてフロスト・ジャイアントの子供であり、かつて自分の国に侵攻して多くの一族を殺したオーディンにさらわれて育てられたと言う闇がある。さらに厄介な事に、そんな父や母を恨んでいるのかと思いきや、父や母に認められたいと言う気持ちが強く、その為に実の父であるフロスト・ジャイアントの王ラウフェイを自らの手で抹殺すると言う複雑さ。
ソーに対しても、地球でジェーンと出会った事で粗暴さや傲慢さを克服した兄に対して涙を流して嘆く等、その感情は実に複雑怪奇で、ロキ自身、自分の感情を計り知れない部分があるのではと思える。でも、その難しさと複雑さと厄介さがこのキャラの魅力。
対するソーはロキに比べてシンプルと言うか分かりやすくなっている。この単純さがソーの良い所である一方、知らず知らずのうちにロキを苛立たせていたのかなとも思える。
 
これまでの作品にも登場していたS.H.I.E.L.D.が本格的に物語に絡んでくる。
今回はジェーンの研究を没収する政府機関と言う悪人の立場であったが、最終的にはジェーン達と共にアスガルドへの道を探す研究を始める事となる。
これまで出ていたコールソンの他にシットウェルも登場し、いよいよ組織としてのS.H.I.E.L.D.が見えてきた。因みにこの時のコールソンはシットウェルより上のレベルにいたので、シットウェルはコールソンの事をボスと扱って敬語を使っている。
 
 
『マーベル・ワンショット』「相談役」
マイティ・ソー』のBlu-rayに収録されている短編。
インクレディブル・ハルク』のラストでトニー・スタークがロス将軍のもとに現れた理由が明かされている。
上の人間はニューヨークでの戦いの原因はハルクことブルースにあり、アボミネーションことブロンスキーはその事態を収拾した英雄と認識していて、ブロンスキーをアベンジャーズに加えようとしていた。それを嫌がったコールソンはブロンスキーのアベンジャーズ加入を阻止しようと考え、相談を受けたシットウェルはトニーを派遣してロス将軍を怒らせて破談にさせようと提案。二人の目論見通り、トニーはロス将軍を怒らせ、アボミネーションのアベンジャーズ加入の話は無くなったと言う流れ。
う~ん。映画で意味ありげに振った話を別作品のソフトの特典で回収すると言うのはどうなのかなと思うが、『インクレディブル・ハルク』の続編が作れない状況なので仕方が無いのかなとも思える。