読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「バラージの青い石」 『ウルトラマン』制作第4話

ウルトラマン

「バラージの青い石 ー磁力怪獣アントラー登場ー」

ウルトラマン』制作第4話

1966年8月28日放送(放映第7話)

脚本 南川竜・金城哲夫

監督 野長瀬三摩地

特技監督 高野宏一

 

磁力怪獣 アントラー

身長 40m

体重 2万t

遥か昔にノアの神に倒されたが生きていた。すり鉢状の巣に獲物を誘き寄せる。磁力光線はウルトラマンをも引き寄せる。スペシウム光線にも耐える強豪だったがノアの神が持って来た青い石が弱点だった。

名前の由来はアントライオン(アリジゴク)から。

 

物語

次々と怪事件が起こる魔の地点に調査に向かった科特隊はアントラーに襲われる。不時着して辿り着いた先は伝説の町バラージだった。

 

感想

ノアの神はウルトラマン自身なのか、それとも別のウルトラマンなのか? 個人的にはウルトラマンに仲間がいたと言う最終回のゾフィの伏線のような気がする。

ウルトラマンの年齢は2万歳以上なので先祖は違うと思うが人間の感覚だと御先祖様の時代。

 

チャータムにはテレパシー能力が備わっている。

かつては全ての人間に備わっていたのだが今はチャータムの一族にだけ残されていると言う説明で『旧約聖書』で長かった人間の寿命が大洪水以降は短くなって現在の長さになったと言う記述を思い出す。

ところでチャータムはハヤタ隊員の正体に気付いたのでは?

 

5千年前にノアの神に倒されたと思われたアントラーだったが実は生きていた。冒頭の隕石に乗って宇宙に行っていたと考えたいがシルクロードの時にも出現しているようなので違うのかも。

おそらくアントラーはずっとバラージ近辺に現れていたが外部に知られる事が無かった。それが隕石事件で外部から人が来て存在を知られるようになったと言うところかな。

 

アントラーに挑む時に科特隊全員が一斉にスーパーガンを取り出す場面がカッコ良い。

 

イデ隊員はウルトラマンの活動時間はあと30秒と言っていたが、どうやって分かったの?

 

ウルトラマンによってアントラーは倒されたが、人々の心からバラージの町が忘れ去られるのを止める事は出来なかった。

今回はウルトラマンの絶対性を語っているように見えて実は限界も語った話だった。ウルトラマンは怪獣は倒せるが人間の心に関わる事は出来ないのだ。

 

今回の話は東宝映画『奇巌城の冒険』のセットを見た野長瀬監督が南川竜のペンネームで書いたので『奇巌城の冒険』のセットやエキストラが使われている。尚、ノアの神の部分は金城さんが後に付け加えたものらしい。

また、高野宏一監督のデビュー作でもある。