読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「侵略者を撃て」 『ウルトラマン』制作第1話

ウルトラマン

「侵略者を撃て -バルタン星人登場-」

ウルトラマン』制作第1話

1966年7月24日放送(放映第2話)

脚本 千束北男

監督 飯島敏宏

特技監督 的場徹

 

宇宙忍者 バルタン星人

身長 ミクロ~50m

体重 ほぼ0~1万5千t

宇宙旅行中に狂った科学者の核実験で母星が消滅して宇宙の放浪者となった。全員で20億3千人いる。故障した宇宙船の修理の為に地球に立ち寄ったが、そのまま住みつこうとした。スペシウム光線を受けて炎上し、透明な宇宙船も破壊された。

両手のハサミから赤色の停止光線と白色の破壊光弾を撃ち、分身、姿を消す、傷付いた体から脱皮する等、多彩な能力を見せる。

名前の由来はバルカン半島説と歌手のシルヴィー・バルタン説の二つがある。『ウルトラQ』のセミ人間の着ぐるみを利用している。

 

物語

科学センターがバルタン星人に占拠された。科特隊はまず話し合ってみようとするが…。

 

感想

制作第1話だけあって各隊員の特徴がハッキリと描き分けられている。特にイデ隊員は大活躍であった。正直言うと、ウルトラ警備隊以降は1話だけでは全員を覚えられないが科特隊は一発で覚えられる。人気の秘密はこの辺りにあるのかもしれない。

 

ウルトラQ』のタイトル画面を突き破って『ウルトラマン』のオープニングが始まる。が、シルエットの怪獣はこの時はまだ『ウルトラQ』の怪獣ばかりだったりする。

 

制作第1話から登場人物が視聴者に話しかけると言う型破りな演出に驚く。1話丸々引っ張ったイデ隊員の目のアザが事件と全く関係無いのが逆に凄い。

 

この話でよく突っ込まれるのが、話し合う前に防衛軍がバルタン星人の名前を知っていた事。『ウルトラマンT』のテンペラー星人は存在は知られているが詳細は謎となっていたので、それと同じだと考えられる。おそらく科学センターから帰って来たハヤタ隊員が宇宙センターの図鑑とかを見て「あ、こいつだ!」とでも言ったのだろう。

 

イデ隊員は宇宙語を話せるらしい。『ウルトラQ』のルパーツ星人みたいな善良の宇宙人が教えてくれたのだろうか? 文法は知っているけれど実際には殆ど話せないイデ隊員の姿は英語を使う時の日本人のようであった。

 

街中で核ミサイルを撃つ防衛軍が凄いなぁ…。

因みに科特隊は防衛軍とは別組織。飯島監督による初期3話には全て防衛軍が出ているが、おそらく科特隊は軍とは別組織と言う事を強調したかったのだろう。(飯島監督は山田洋二監督に『ウルトラマン』の設定は軍隊と言われてショックを受けたらしい)

 

今回はスペシウム光線の名付け編でもある。スペシウム光線の名前の由来は「スペース(宇宙)+イウム」。ところでスペシウム光線と言う名前はフジ隊員が勝手に名付けたものなのだが、ウルトラマン自身は何と呼んでいたのだろうか?

 

ウルトラマンの宿敵であるバルタン星人

ウルトラQ』に登場したセミ人間は雑誌『ぼくら』の絵物語「SOS富士山」に正義の宇宙人ジグリ星人として再登場している。そのジグリ星人(セミ人間)のデザインはバルタン星人に、人間を助ける部分はウルトラマンに引き継がれたと考えると、ウルトラマンバルタン星人は元は同一人物の表裏一体の関係だったとも言える。

 

最後にハヤタ隊員。あんな変身したらバレますよ。