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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「2020年の挑戦」 『ウルトラQ』制作第22話

ウルトラQ

「2020年の挑戦」

ウルトラQ』制作第22話

1966年5月8日放送(放映第19話)

脚本 金城哲夫・千束北男

監督 飯島敏宏

特技監督 有川貞昌

 

誘拐怪人 ケムール人

身長 190cm~30m

体重 40kg~1万5千t

医学の発達で500歳と言う寿命を得るが肉体の衰えは防げなかったので地球人の若い肉体を得ようとした。消去エネルギーで人間を転送するが東京タワーから発射されたXチャンネル光波に倒される。東京タワーに倒された唯一の怪獣。(宇宙人だけど)

名前の由来は「煙」から。

 

物語

人間が突然消える事件が発生し、遂に万城目までも消されてしまう。さらに由利子にも魔の手が…!

 

感想

予断を許さぬ展開に合間に挟まれる軽妙な笑いと飯島演出が冴え渡る『ウルトラQ』でも屈指の傑作。『ウルトラQ』は話ごとに特徴があって本当に飽きない。

 

空飛ぶ円盤の事を自衛隊幹部に信じてもらえない天野二佐。ゼミの事があっても世間的には宇宙人はまだ認知されていないようだ。

 

由利子、遂に先輩になる。

先輩風を吹かせまくりで面白い。

 

今回の名脇役である宇田川刑事。一見すると頼りないよぼよぼのお爺さん刑事だけど実は敏腕と言うのはお約束だがやはり良い。

 

事件は解決したのだが、由利子は本物の万城目の微笑みに偽者の微笑みを思い出して思わず逃げてしまう。本物と偽者の違いが分からなくなってしまったのだ。さりげないが結構怖いシーンかもしれない。

 

ケムール人はウルトラシリーズ初の着ぐるみ宇宙人。また、初めて巨大化した宇宙人でもあり、後のウルトラシリーズに登場する宇宙人の基本となった。

先のパゴスと共に飯島監督がウルトラシリーズにもたらしたものは大きい。

 

ケムール星人ではなくてケムール人だったり、2020年の時間を持っていたりと、ケムール人はただの宇宙人ではなくて未来、それも地球の未来からやって来たのではと思える。

 

今回の話は最初に金城さんがあらすじを書いた後に飯島監督が完成させている。

 

本作は有川監督の『ウルトラQ』最終作である。