読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「1/8計画」 『ウルトラQ』制作第8話

ウルトラQ

「1/8計画」

ウルトラQ』制作第8話

1966年4月24日放送(放映第17話)

脚本 金城哲夫

監督 円谷一

特技監督 有川貞昌

 

1/8人間

人間が縮小機で8分の1に縮小された姿。国民の三大義務が免除されるがS13地区に隔離されて名前の代わりに市民番号を与えられる。

 

物語

由利子は誤って1/8計画に巻き込まれて8分の1に縮小されてしまう。以前の生活に戻ろうと奮闘する由利子だったが…。

 

感想

脚本の金城さんは「変身」で人間であって人間でなくなってしまった存在の哀しみを描いた。「変身」では巨大な存在を異質としたが今回は縮小された存在を異質としている。皆の所に帰って来た由利子が見たものは自分の遺影。既に人間としての自分は死んだ事にされていた。

 

円谷監督は「あけてくれ!」で理想郷を求める人々を描いたが今回の話ではその理想郷も現実と同じ窮屈な世界になってしまった。また、望まずして理想郷に来た由利子にとってはそこは理想郷でもなんでもなかった。「あけてくれ!」での友野の行動は今回の由利子みたいな存在を生み出さない事だったのかもしれない。

 

8分の1に縮小された普通の人間とは違う異質な存在。しかし、S13地区に乗り込んだ万城目と一平も1/8人間から見れば異質な存在であった。普通、異質…。この世に普通の基準など無い。何故なら普通の人間も既に何者かによって縮小された存在なのかもしれないのだから…。

 

毎回凝っているオープニング。今回は8分割されている。

 

由利子が皆の所に戻ろうとする道中の話は『親指姫』を思い出す。

 

当初は「空想都市」と言うタイトルで1/8人間が反乱を起こす内容だった。

 

本作は1990年4月に「五郎とゴロー」と共に劇場公開されている。