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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「変身」 『ウルトラQ』制作第2話

ウルトラQ

「変身」

ウルトラQ』制作第2話

1966年5月29日放送(放映第22話)

脚本 北沢杏子(原案・金城哲夫)

監督 梶田興治

特技監督 川上景司

 

変身人間 巨人

身長 20m

体重 500t

浩二がモルフォ蝶の鱗粉を浴び、沼の水を飲んで巨大化した姿。意識はかろうじて残っているらしい。何故か熱原子X線を受けて元の姿に戻る事が出来た。何故か巨大な腰巻を身に付けていた。

 

巨蝶 モルフォ蝶

身長 80cm

体重 100g

アマゾンに生息する蝶だが何故か蓼科高原にも生息していた。大きさはまちまち。いつの間にか沼の水と共に姿を消していた。

実在するモルフォチョウをモデルにしている。

 

物語

日本アルプスに雪男出現のニュースが流れ、由利子はスクープを取ろうと意気込むが、由利子の友人であるあや子は雪男の正体はかつての自分の婚約者である浩二に違いないと告げる。

 

感想

前回の話ではやや影が薄かった由利子を中心に据えた話で毎日新報での由利子の立ち位置を紹介している。

 

バランスの崩れが早くも人間そのものに襲いかかった話。怪獣が出現するより自分の体が変異する方が遥かに恐ろしい。浩二は意識が微かに残っているが、既に人間であって人間ではない存在となってしまった。

 

熱原子X線で浩二が元の姿に戻れた理由が分からない。梶田監督による初期3話は全て科学兵器で事態を解決しているが今回はかなり強引。

 

浩二が巨大化したのは沼の水が原因と思われる。おそらくモルフォ蝶も沼の水で巨大化したのではないだろうか?

 

本作は金城さんの原案を北沢杏子さんが脚本化した。『UNBALANCE』企画時からプロットがあり、当初は「変身と変心」と言うタイトルで元の姿に戻った浩二が「変心」したあや子を拒絶する結末だった。周りと違う存在が愛を求める姿は本土で暮らす沖縄人の金城さんと重なる部分があり、それはやがて『ウルトラセブン』のモロボシ・ダンへと結実する。