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ウルトラ38番目の弟

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、鉄神ガンライザー、ゴジラ、ガメラ、アメコミ映画と色々な事を書いていくブログです。

「戦慄! 消えゆく世界!」 『仮面ライダーゴースト』第45話

仮面ライダーゴースト

「戦慄! 消えゆく世界!」

仮面ライダーゴースト』第45話

2016年8月21日放送

脚本 長谷川圭一

監督 渡辺勝也

ガンマイザーファイヤー ガンマイザーウインド ガンマイザープラネット 登場

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「ゴジラ」がアニメ映画化決定!

雑感

シン・ゴジラ』大ヒット公開中と言う熱狂の中、ゴジラシリーズにさらなる衝撃が走りました。

 

 

まさかのアニメ化!

ゴジラシリーズは過去にもアメリカで二度ほどTVアニメ化されていたのですが、まさか日本で長編アニメ映画が作られる事になるとは予想外でした。

 

関係者の話を聞くと企画は『GODZILLA ゴジラ』の公開直後から始まっていたようです。『シン・ゴジラ』は『GODZILLA ゴジラ』の発表を受けて話が始まり、2013年に庵野監督が東宝から話を初めて聞いたとなっています。と言う事は東宝は『GODZILLA ゴジラ』が世界で公開されるのを始まりにして、実写版とアニメ版の二つの企画を同時に進めていたとなります。

「『シン・ゴジラ』がヒットしたので続編を」と言うのなら分かりますが、2016年から2017年にかけて日本においてゴジラがどうなっているのか分からない中で二つの企画を進めていたのはかなりの冒険だったと思います。逆に一度は終了してしまったゴジラを再び復活させようと言う東宝の熱意を感じます。

 

作品作りに関わった事が無いファンと実際に作品を作っているプロとではやはり決定的なレベルの違いがあるんだなと感じたのが今回のアニメ映画化決定でした。

自分は昔のように実写映画を続けて作るのは今はもう難しいだろうと考えていましたが、それを実写とアニメを同時進行する事で2016年と2017年にゴジラ映画を続けて発表するとした解決方法にはもう感服しました。

 

 

さて、ゴジラシリーズは基本的に「数年間ずっと作り続けられているシリーズ」です。

1964年の『モスラゴジラ』から1969年の『オール怪獣大進撃』、1971年の『ゴジラヘドラ』から1975年の『メカゴジラの逆襲』、1991年の『ゴジラVSビオランテ』から1995年の『ゴジラVSデストロイア』、1999年の『ミレニアム』から2004年の『FINAL WARS』となっています。大体、5年くらいは続けて作られていますね。

毎年作り続けられる事のメリットの一つは前作の観客をそのまま呼び込む事が出来る事です。なので、前作の観客が入り込みやすくする為に次の作品は前作の世界観や作風をなるべく受け継いだ形になっています。それがシリーズ作品と言うものなのですが、1998年にアメリカで『GODZILLA』が作られた辺りで少し違う流れが出る事になります。

平成VSシリーズは過去のゴジラシリーズに比べても世界観や作風の統一がされていました。それがお正月公開のファミリームービーとして数年に亘って安定した成績を収める事になるのですが、その一方で作風や世界観が統一された事でパターンが決まってしまったと言う側面も生まれました。そんな平成VSシリーズに対抗する形で現れたのが平成ガメラシリーズで、その他にもTVで平成ウルトラシリーズが始まり、東宝自身も平成VSシリーズ終了後にゴジラと違ってファンタジー色が強い平成モスラシリーズを展開しました。また、アメリカで公開された『GODZILLA』は日本の怪獣観やゴジラ観とは大きく異なる怪獣ゴジラを出して議論を呼びました。

そんな中で始まったミレニアムシリーズは最初の3作の監督と作風を全て変えると言う大胆な方針がとられました。

まず最初の『ミレニアム』は平成VSシリーズの雰囲気を受け継ぎつつ世界観は平成VSシリーズとは分け、平成ガメラシリーズ等にあったシミュレーション要素や怪獣の分析を組み込む等、従来のゴジラシリーズのイメージを残しつつ新たなゴジラ像を模索すると言う作品となりました。

続く『ゴジラ×メガギラス』では「ゴジラはオキシジェン・デストロイヤーで倒されていない」と言うゴジラシリーズで初めて「1作目の続編ではない」と言う設定になりました。

そして3作目となった『GMK』では見た人誰もが衝撃を受けた白目ゴジラが登場。ゴジラには太平洋戦争の犠牲者の怨念が関わっていると言う衝撃の設定が出ました。

ミレニアムシリーズの中でも『GMK』は人気のある作品ですが、1999年のシリーズ再開時にいきなり『GMK』を出せたかと言うと色々と難しい部分があったと思います。この3年間は「ゴジラが持っている可能性を引き出す期間」だったと言えます。

その後、ミレニアムシリーズは『ゴジラ×メガギラス』の手塚監督が再登板して機龍二部作を作り、最後に北村監督による『FINAL WARS』が作られました。こうして見ると、ミレニアムシリーズは大河原監督の『ミレニアム』、手塚監督の『ゴジラ×メガギラス』と機龍二部作、金子監督の『GMK』、北村監督の『FINAL WARS』とスタッフによって様々なゴジラ像が提示されたシリーズだったと言う事が分かります。

ですが、これには毎年同じゴジラ映画が公開されているのに前作とは設定や世界観が違うと言うややこしい事態を引き起こし、映画を見る際の敷居をやや高くしてしまった面があります。

 

ミレニアムシリーズから約10年。アメリカで再びゴジラ映画が作られゴジラにも再び注目が集まると考えた東宝ゴジラの新作に取りかかります。ここで東宝が取ったのは実写とアニメの同時制作でした。実写の『シン・ゴジラ』は庵野監督を、アニメの『GODZILLA』は脚本の虚淵玄さんを押し出しているので、東宝としてはミレニアムシリーズのように制作者の色を強く押し出した作品にしていくようです。実際、『シン・ゴジラ』は庵野監督の考えが細かい部分まで行き届いていたようです。ミレニアムシリーズの時は毎年公開されていながら前後の映画の繋がりが無い事でややこしさを生じてしまいましたが、『シン・ゴジラ』と『GODZILLA』は実写とアニメと媒体を変える事で「2年続けて公開しても観客は二つの作品は別であると最初から理解出来る」となりました。ミレニアムシリーズの問題点をこのようにして解決するとは自分には全く思いつきませんでした。(実写の続編がアニメと言う作品もありますが、大多数は実写とアニメは別物と見る事になると思います)

 

 

実写で庵野監督のゴジラが、アニメで虚淵さんのゴジラが見られるとなれば、その次はどんな人がどんな媒体でゴジラを作るのかと言う興味が出てきます。ゴジラと言えば確かに実写で特撮と言うイメージがありますが、このアニメ映画化決定はゴジラと言う枠をほぼ無限に広げたと言っても過言では無いと自分は思います。

正直に言うと、自分はゴジラシリーズはもう以前ほどの盛り上がりは見せないと思っていました。たとえ『シン・ゴジラ』がヒットしてもハリウッドのゴジラシリーズもあるので、日本でゴジラシリーズが本腰入れて作り続けられるとは思っていませんでした。

しかし、今日、はっきりと分かりました。

日本のゴジラはまだ死んでいなかった…!

 

それにしても、

2014年 『GODZILLA ゴジラ

2016年 『シン・ゴジラ

2017年 『GODZILLA』『コング:スカル・アイランド』

2019年 『GODZILLA ゴジラ2』

2020年 『ゴジラVSキングコング

いつの間にやら凄い事になっているぞ、ゴジラシリーズ!

 

Twitterではゴジラ以外の事も呟いています。

shoryu (@shoryu38) | Twitter